島田市は全国有数のお茶の産地で、金谷地区は大井川中流域にあります。北部は山に囲まれ、南側は牧之原台地が広がります。大井川に沿って大井川鐡道のSLが走り、風情ある景色も特徴です。
この地域は、昼夜の寒暖差が大きく、大井川水系からわき立つ朝霧に包まれ、香りや味の良いお茶が育つ恵まれた環境です。 金谷地区の中でも、大代(おおじろ)五和(ごか)地域で生産される深く濃い緑色の水色が出る茶葉と、菊川牧之原地域の濃厚で甘みとコクのある茶葉をバランス良くブレンドしました。
収穫したお茶の葉は煎茶にするためにまず蒸します。蒸し時間は茶葉の種類や地域によってさまざまですが、島田市周辺では、長めに蒸す「深蒸し」が特長です。 この一帯のお茶の葉は比較的厚みがあり、その青臭さをやわらげてうま味を多く抽出する工夫から確立した製法といわれています。蒸し時間は60~80秒と通常のおよそ2倍です。逆に私たちがお茶を飲むときは、お湯を注いで待つ時間は短めでOKです。
人の舌でチェックする官能検査では「水色(濃緑色)」「滋味 (甘み)」の評価が良く、機械で測定するとうま味成分が多く検出されます。このおいしさを維持するため、原料が変わるごとに官能検査、数値での確認を行います。
ホットの場合
2人分8gを目安に80℃ぐらいのお湯で50秒間抽出してください。湯の温度が重要です。
長めに蒸す性質上、粉のような細かい葉が多いため、急須によっては網目から茶葉が出たり、目詰まりすることがあります。そのような場合は、網目の細かい深蒸し茶用の急須が多く市販されていますのでおためしください。
冷茶の場合
冷水1Lに茶葉12gが目安です。冷水ポットに茶葉とよく冷やしたミネラルウォーターを入れて、冷蔵庫で3時間以上置いてください。
低温で抽出するのがおいしく作るコツです。
深むし茶の基本の入れ方は機関誌mio 2016年5月号にも掲載しています。
機関誌mio 2016年5月号を見る
グリーンティースノーボール
深むし緑茶あんみつ
深むし緑茶 とうふドーナツ
組合員5人が茶畑を訪問。生産者の皆さんに案内していただきました。
おいしいお茶の入れ方も教わりました。熱心にメモをとり、のぞき込むmioモニターの皆さん。
詳しくはmio 2016年5月号でご紹介!
機関誌mio 2016年5月号を見る
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< 2024年2月13日更新 >
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