約30年間愛され続けてきた「CO・OP一番摘みあしがら茶」をリニューアル。
お茶の地域特産物マイスターの資格を持つ石渡哲也さんが厳選した茶葉を使用。これまでのあしがら茶をベースに
原料が変わるたびに官能検査・お茶の成分分析を実施し、マイスターの味覚と成分分析器の数値でおいしさを確認します。
箱根・丹沢山麓から県西部(JAかながわ西湘、JA厚木市、JA秦野市、JA津久井郡、JA県央愛川)にかけて栽培された一番茶を使用します。
この地域は昼夜の寒暖の差があり、山霧が直射日光を和らげ天然の覆いとなるため、やわらかい新芽が育ちます。香りや味の良いお茶が育つ恵まれた環境です。
「足柄茶」とは?
神奈川県内で生産された葉を、神奈川県足柄地域で仕上げ加工したお茶です。生葉を40秒ほど蒸す「普通蒸し製法」で製造し、水色(すいしょく)は鮮やかな山吹色です。
「CO・OP神奈川の味と香りのあしがら一番茶」をおいしく入れるには、ちょっとしたコツがあります。
湯のみにお湯を8分目まで注ぎ、少し時間を置いて冷まします。70℃のお湯は、湯のみから上がる湯気が横にゆれながら高く上がるのが目安です。
“水”にもこだわり
お茶を入れるのに適した水は「軟水」である国内のミネラルウォーターです。水道水でも問題ありませんが、必ず沸騰させてカルキを抜いてから使いましょう。
お湯を冷ましている間に茶葉を量り、急須に入れます。1人分はお湯65mlに対して、茶葉2g(小さじ1杯くらい)を目安にします。
冷ましたお湯を急須に素早く入れ、お茶の葉が開くまで40秒ほど待ちます。急須を揺するとお茶の苦味成分が出ますので、静かに待ちます。
“抽出時間”は正確に
「CO・OP一番摘みあしがら茶」は待ち時間60秒ほどでしたが、今回はブレンドを変えたので、抽出時間が短くなりました。抽出時間が長くなると苦味が出るので、きちんと時間を計ることをおすすめします。
色や味にばらつきを出さないため、図のように回し注ぎをします。最後の一滴は、お茶のうま味成分が豊富です。急須を振ってお茶を注ぎ切ります。
二煎目は、残った成分を出やすくするために、一煎目よりも高めの温度のお湯を入れ、待たずにすぐ注ぎます。
茶器にもこだわって“より”おいしく
蒸し時間の短いあしがら茶には、写真のような“陶製茶こし急須”がおすすめです。カゴ網の茶こしに比べて茶葉がしっかり開くので、お茶のうま味を最大限に引き出すことができます。
深蒸し茶用の茶こしの目が細かい急須では、網目に細かなうま味成分が残ってしまうので、味が薄くなってしまいます。
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< 2017年10月6日更新 >
(宇治金時さん)