みんなが
「イイネ!」の、
サステナブルな生協の宅配
注文した翌週、決められた曜日に同じ担当者がお届けする、生協の宅配。
おうちCO-OPでは神奈川県、静岡県、山梨県で約50万世帯が利用しています。世の中の宅配サービスが「即日・当日配達」をすすめるなかで、「注文してから翌週に届くのは、時代に遅れている」「届ける日時が選べないなんて、サービスが悪い」と感じる方もいます。
確かに、便利さを追求したカタチではないかもしれませんが、私たちはこの「生協の宅配」は、四方良し(組合員・配達スタッフ・生産者・地域社会にとって良し)の、未来に渡ってサービスを提供し続けることができる、持続可能な宅配サービスだと考えています。
生協の宅配には、関わる人たちそれぞれの「イイネ!」があります。おうちCO-OPは、これからもみんなの「イイネ!」で成り立つ生協の宅配サービスを、皆さんと一緒につくっていきます。
みんなの「イイネ!」を
見てみよう!
組合員にとって、「イイネ!」
毎週同じ配達スタッフがお届けする生協の宅配。在宅で直接商品を受け取る時はもちろん、不在置きで商品を受け取る時も、「『いつもの人』から届くので安心です」との声をいただきます。不在の時は、あらかじめ決めた場所に専用容器で保冷してお届けします。お仕事で不在の方や、小さいお子さんがいてすぐに玄関に出ることができない方などからも安心して利用できると好評です。
また、一週間前の予約注文ですから、注文した商品がお届けできないということが、ほぼありません。生産数量を早めにメーカーに伝えられることで、全国のお取り寄せ商品なども、普段の買い物と一緒にお届けできるなど、便利さだけではない買い物の楽しみが広がります。
配達スタッフにとって、
「イイネ!」
同じ組合員宅にお届けすることは、配達スタッフにとっても安心感につながっています。
毎週同じ組合員宅にお届けすることで、組合員と顔なじみになり交流が生まれることもあります。くらしにあった商品をお伝えしたり、逆に組合員からおいしい商品を教えてもらったり。教えてもらった商品は他の組合員にも紹介します。商品を通じて交流し、組合員さん一人ひとりの暮らしに役立つことを目指しています。
また、安全運転についてもイイネ!があります。毎週同じ道でお届けするため、知らない道を通ることがほぼありません。交通上の危険個所を把握して配達できることは、配達中のストレスを軽減することにもつながります。
組合員さん一人ひとりのくらしを想像し、
ぴったりの商品提案でお役に立ちたい!
組合員さん一人ひとりのくらしを想像し、
ぴったりの商品提案でお役に立ちたい!
「子育てしながら仕事をしている方には、お子さんがお腹がすいたときに忙しくてもすぐに準備できる商品がよいのではと思い、冷凍の『ホットビスケット』をおすすめしました。普段会えない方から、『いつもありがとう。ホットビスケットも買いました』とのお手紙をいただいたときは、お役に立てたことを実感できてうれしかったです。おうちCO-OPに求めることは組合員一人ひとり違います。毎週伺う担当者だからこそ丁寧に対応し、期待に応えたいです。」
生産者やメーカーに
とって、「イイネ!」
登録した方がほぼ毎週利用するため、全体の注文量の見通しが立てやすい特徴がある生協の宅配。「想定以上の注文をいただいても、お届けまで1週間程度あるため追加製造してのお届けができます。」と話すのは長年お付き合いがある、JA全農ミートフーズの関口さんです。「おうちCO-OPの組合員は冷凍加工品を積極的に利用いただけることも、お肉を無駄なく使うことにつながっているんですよ」と話してくれました。
その他にも、「商品カタログや配送担当者を通してクチコミが広がり、人気商品が育ちやすい」「商品の開発・改良に組合員が積極的に協力し、よりよい商品が作れること」も、生産者・メーカーにとっての「イイネ!」につながっています。
地域社会に
とって、「イイネ!」
買い物が困難な地域の
くらしを支える
少子高齢化や過疎化の影響で、日常必需品の買い物が困難な地域があります。おうちCO-OPは、地域をくまなく配達するネットワークを生かし、地域のくらしを支えています。同じ地域の方々に同じ曜日にお届けすることで、買い物困難とされる地域への配送も可能となっています。
1週間前の予約注文が、
食品ロス削減に貢献
日本で年間約600万トン以上の食品が捨てられていると言われる食品ロス問題。食材の宅配サービスに関わる食品ロスは、商品を調達するメーカー、商品をお届けする事業者、そしてご家庭などで発生しています。
登録した方がほぼ毎週利用する生協の宅配は注文量の見通しが立てやすく、メーカーは必要な分を計画的に生産することができます。また、お届けする事業者(おうちCO-OP)は、注文いただいてから必要な量だけを発注することができるために、在庫を抱える必要がなく、食品ロスが生まれにくくなっています。
組合員と一緒にリサイクルや
CO2削減を実現
毎週必ず伺うことで組合員は「リサイクル活動」に簡単に参加ができます。多くの組合員が、牛乳パック・卵パック・食品トレー・注文カタログ・個人セット用ポリ袋などを、お届けの翌週に出しています。おうちCO-OPの場合、これらは自前のリサイクルセンターで良質な資源に生まれ変わり、再生品の原料となります。
また、同じ地域には同じ曜日にお届けすることで、配送車両のCO2の排出量削減にもつながっています。
地域見守り活動で、
高齢者の安心をサポート
おうちCO-OPでは、同じ担当者が定期的にお届する特性を生かし、各地の公的機関と協力して「地域見守り活動」をすすめています。毎年20名以上の方の、異変の発見や救命につながっています。ご高齢のお一人ぐらしの方が増える中、見守り活動で安心できるくらしを支えています。