ユーコープは、誰もが安心して働けるハラスメントのない組織をめざします
ユーコープ(子会社関連会社含む)は、経営基本方針のもと、ユーコープで働くすべての人がお互いの違いを理解し、認め合い、感謝し、協力しあって、一人ひとりが大切にされる組織風土づくりを進めています。その中でも、「ハラスメント防止」については、組織の最重要課題に位置付けて取り組みます。
ハラスメントは、職員の尊厳を傷つけ職場環境の悪化を招くばかりでなく、事業継続にも関わる問題へと発展しかねない行為です。ユーコープは、ハラスメントを断じて許しません。
1.ハラスメントの禁止
ユーコープで働くすべての人について、精神的身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させるすべての言動及び行為(下記参照)を禁止します。
2.ハラスメントの行為者と対象
- (1)ハラスメントは、すべての人が行為者となる可能性があります。ユーコープで働く一人ひとりがこのことを自覚し、ハラスメント防止に努めます。特に、所属長や上長など職務上の地位により職場内の優位性がある者、また、職務上の地位がなくとも、年齢、経験や知識など人間関係により職場内での優位性がある場合はより注意が必要です。
- (2)子会社・関連会社や委託会社、取引先、求職者なども含め、仕事をする場所、そこで働く人すべてが対象です。また、終業後であっても、職場の人間関係が継続している場も含まれます。
3.管理者の役割
- (1)管理職(所属長や上長)は、ハラスメントを発生させない、許さない、見逃さない職場環境づくりが責務です。
- (2)管理職は自らの言動及び行動そのものがパワー(権力)を持ち、相手に影響を与えることを認識し、ハラスメントのない職場風土の醸成に向け、自ら模範となる言動及び行動を実践します。
4.ハラスメントのない職場をめざして
- (1)ユーコープで働くすべての人に対して、ハラスメント学習及び啓発活動を継続して行います。
- (2)管理職には、日常のコミュニケーションの重要性や、マネジメントに対するパワーハラスメントの意識啓発を行い、管理職以外には継続的な学習を通じてハラスメントのない職場風土の醸成をはかります。
- (3)管理職へは、強みや弱みを多角的な視点で捉える評価制度を実施しています。対象者の範囲を順次広げ、本人が自身の行動を振り返り、マネジメントの意識向上をはかります。
- (4)ハラスメントを受けた職員や、その同僚からの相談・苦情に対応する相談窓口(コンプライアンスコール)を周知し、相談・苦情に対し、その内容や状況に応じ迅速かつ適切に対応します。また、相談や苦情を申し出たことなどを理由として、その職員が不利益を被る対応は行いません。
- (5)通報を受けた際は、事実確認後、ハラスメントの有無に関わらず、職場環境に問題がなかったかを考える機会とし、改めて職場において再発防止措置を実施します。一方で、行為者に対しては就業規則及びガイドラインに沿って適切に対応します。
【禁止する言動及び行為】
「職場におけるハラスメント防止に関するガイドライン」にも記載しています。
- 1.暴行・傷害、脅迫・名誉棄損・侮蔑など、職務上の地位及び人間関係などの職場内の優位性を背景にした言動。
- 2.相手の意に反する性的な言動及び性に関する固定観念や差別意識にもとづく言動。
- 3.妊娠・出産したことや育児あるいは介護に関する制度または措置を利用することへの嫌がらせなどの言動及び行為。
- 4.その他、人種・国籍、出身地・出自、思想・信条・宗教、年齢、障がい、性自認・性的指向に対する差別や嫌がらせなどの言動及び行為。