フレッシュなのに深みと幅を感じさせる味わい。柑橘系の香り豊かな、キレのある辛口の白ワインです。
国産原料を使って日本で醸造した希少な「日本ワイン」をお楽しみください。
「甲州」は古来から親しまれている日本の伝統的なぶどうです。生でもおいしいですが、近年はワイン用品種として急速に品質が向上しています。
甲州ぶどうは通常「棚栽培」ですが、このワインは「垣根栽培」で作ったぶどうも一部使用しています。「垣根栽培」のぶどうは収穫量が少ないですが糖度が高く、甲州ワインの味わいをいっそう高めます。
シュール・リーとはフランス語で「澱(おり)の上」という意味で、「甲州で作るワインを劇的に変化させた」と評される製法です。
通常白ワインは発酵が終わったあと別のタンクに移し、下に沈んだ澱(主成分は酵母菌体)の部分を取り除きます。これは澱の持つにおいがワインに移るのを防ぐためです。
しかし甲州シュール・リーは発酵後もそのタンクのまま、(名前の通り)澱とともに6カ月の間、低温熟成させます。澱はだんだん分解されてアミノ酸などを生成しますが、これらの成分がワインに溶け込むことで味に深みや幅を与えるのです。
山梨県内の組合員と家族が、ワイン用ぶどうの笠がけや収穫を体験し、さらに熟成中のワインの様子も見学しました。
2015年7月
メルロー種のぶどうに笠がけ
笠がけは雨からブドウの実を守り病気を予防するために行う、大変手間のかかる作業です。山梨県甲州市勝沼のぶどう園で、まだ小さなぶどう一房ずつに、ていねいに紙の傘をかけました。
約1時間かけて、みんなで収穫作業を行いました。ちょっと味見したら、生でも甘くて本当においしい!この800kgのぶどうは750mlボトルに換算して800本分のワインになります。
2016年3月
熟成中のワインを特別にテイスティング!
14人の組合員がワインの熟成の様子を見学しました。お楽しみは試飲タイム。抜き取った熟成途中のワインと、ほぼ同じ原料・製法で作った熟成済みのワインを飲み比べ、違いを実感しました。
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< 2024年3月1日更新 >