肉本来の味を引き出すため、使用する調味液の量は、一般的なベーコンよりもかなり少なくしています。
調味液を多く注入したものは一般的に四角い形の場合が多いですが、本品は調味液の量が少ないこともあり、本来の肉の形がより残る仕上がりになっています。
ベーコンはハムと同じようにそのままでも召し上がれます。しかしフライパンでちょっと焼くだけで、お肉の脂がジュワッと広がり、それは良い香りがひろがります。
さっと焼いてヨシ、カリカリになるまで焼くもヨシ。さらに野菜を巻いて焼けば、立派な一品に。
じっくり熟成させて引き出した風味とうま味。ちょっとリッチなおいしさを、ぜひいろいろな方法で味わってください。
少ない調味液で、肉本来の味を引き出します
肉本来の味を引き出すため、使用する調味液の量は、一般的なベーコンよりもかなり少なくしています。
調味液を多く注入したものは一般的に四角い形の場合が多いですが、本品は調味液の量が少ないこともあり、本来の肉の形がより残る仕上がりになっています。
生肉を調味して寝かせると、肉が熟成※して深い味わいが生まれます。
ヨーロッパでは1週間以上寝かせる製法もあるそうですが、日本では早く仕上げるため、肉をもみこんで熟成を促進させ、「寝かせる」工程を省くのが一般的。
しかし本品は特定JAS規格に定められた製法で、原料肉を低温で食塩や発色剤などに漬け込み、5日以上寝かせます。
特定JAS規格では、「熟成」ベーコンには発色剤を使用するよう定められています。亜硝酸塩などの発色剤には、肉の色や風味を良くするほか、菌の増殖を抑える効果があるためです。
本品は組合員の「添加物はなるべく使わないで」という声に応え、亜硝酸塩の量を法定基準の3分の1の使用量に抑えて製造しています。
下ごしらえ
原料はアメリカ・カナダ産豚肉。冷凍で入荷したものを一晩かけてゆっくり解凍します。外側の脂身の厚さは5mmを下回るよう、厚い場合は包丁で丁寧に削ります。
もみ込み
肉に調味液を注入し、タンクに入れます。
タンク内を真空状態にし、ときどき肉を休ませながら回転させて約3時間もみ込み、熟成を促進させます。
熟成
脂の酸化による肉の臭みを防ぐため、空気に触れないようぴったり密着させて容器に詰め、低温で5日以上寝かせて熟成させます。
成形・スモーク
長方形の成形器具に詰めます。このまま山桜チップで約30分スモークし、その後加熱して出来上がりです。
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< 2017年2月17日更新 >
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