ぶりの産地は鹿児島県の最北端にある東町(あずまちょう)漁協。天草の大小の島々がつくる潮の流れや黒潮の関係で年間の平均海水温度が19℃という、ぶりの成育に適した環境です。
また、養殖いけすは最大で毎秒3.5mにもなる速い潮流下にあり、ぶりたちは流れにもまれて泳ぐため、引き締まった身に育ちます。
産地では、東シナ海を中心とした海域でとれた天然の稚魚を仕入れ、3年かけて5~6kgになるまで育てます。いけすごとにカルテを作成。病気、投薬、水質、環境、出荷まで魚の健康を徹底管理しています。
なお飼育時の投薬は、基本的に稚魚のみとし、万一病気になった場合に限り薬剤師の判断の上で投薬します。
おいしさや、脂のり、魚体の大きさなどのバラツキをなくすため、ぶりのエサは魚粉と魚油をバランス良く配合した東町漁協オリジナル。ぶりの成長に合わせて配合やサイズを変え、エサ食いを良くする工夫をしています。食べ残しを少なくすることが、海水の汚れ防止にもつながります。
水揚げは未明から開始。鮮度を保つため、すぐに活〆(かつじめ)して出荷し、一度も冷凍せずに組合員の皆さんの元に届きます。
ぶりの照り焼き
ぶりに軽く塩をふって2~3分置き、水分を拭き取ったらフライパンで両面を焼きます。しょうゆ・酒・みりん各同量を混ぜたたれを加え、照りが出るまでからめながら煮つめます。
子どもに大人気!ぶりカツ
しょうゆ・みりんを混ぜ合わせて、ぶりの切り身を加えて約1時間漬け込み、小麦粉・溶き卵・パン粉を順に付けて揚げます。
「え?ぶりにパン粉をつけて揚げるの?」と驚く方が多いですが、生産者の皆さんによる店頭試食会(以下の写真)で大人気メニューです!ぜひお試しください。
ぶりのガーリックソテー
ぶりは塩をふって2~3分置き、出てきた水分を拭き取ってコショウをふります。フライパンにオリーブオイルと薄切りにんにくを入れて低温でじっくり揚げ焼きし、キツネ色になったらぶりも加えて両面をこんがり焼きます。仕上げにバターをひとかけら加え、溶かして全体にからめたら出来上がり
ぐっと味がひきたつ 豆板醤入りぶり大根
ぶりは適当な大きさに切り、軽く塩をふって2~3分置き熱湯をかけます。大根はいったん下ゆで後水から鍋に入れ、沸騰したらぶり・しょうが・調味料を加え、落としぶたをして10分煮、豆板醤を加えさらに煮ます。
生産者が愛情と手間をかけて育てた鹿児島県産ぶり。こだわりの味をさまざまな料理でお楽しみください。
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< 2017年2月17日更新 >
(スカイさん)
(たけのこすくすくさん)