肉質に影響を与える要素のひとつが「品種」です。ハーブ三元豚はサシの入った肉質を好む日本人向けに、3つの原種豚(ランドレース・ラージホワイト・デュロック)をかけ合わせた特別な交配種です。
麦の輸出国であるカナダが産地のため、小麦・大麦をふんだんに使うことで、白くて程よく甘みのあるおいしい豚肉になります。(大麦・小麦の飼料配合比率は40.3%:時期・相場により変動します)日本でも豚がおいしくなる「麦の給餌」の要望はありますが、穀物自給率の低い日本では飼料用麦は手に入りづらい状況です。
手間暇をかけて成長に合わせた飼料配合で肥育することで、あっさりした脂に。揚げ物にしてもおいしくいただけます。
オレガノ、タイム、シナモンの3種類のハーブを出荷前60日間飼料に配合することで、臭みが驚くほど少なくなります。清潔な成育環境でストレスを減らすことで肉質を柔らかくし、整腸効果による体内環境改善で臭みを低減するといわれています。
豚の品質に影響する三大要素「品種」「飼料」「環境」の「飼料」を科学的に研究しています。飽和脂肪酸が多い豚肉が日本人好みのあっさりとして美味しい豚肉と言われており、その脂肪酸バランスを表す数値アイオ・ダイン・バリュー(I.D.V:ヨウ素価)が低くなります。
・脂に締りがある。
・香りが良い。
・味にプラスとなる。
・酸化しやすく、品質劣化につながる。
・脂が柔らかい。
カナダのマニトバ州の広大な大地のもと、のびのびと育てられています。マニトバ州は豊富な雪解け水と寒冷な気候で、豚が病気になりにくく、健康に育つ環境が整っています。麦の品質が高いことでも有名な産地で、年間を通して安定した肥育が可能です。
2カ所の農家のファミリーで始めたHyLife社は、世界でも例のない徹底した管理で「おいしさ」を追求しています。
飼料の生産、飼育、と畜、食肉加工、流通を自社で管理。このことで輸送や飼料のコストを下げ、かつ手間暇をかけて、お客様にご満足いただける使い易く、おいしい豚肉を追求する取り組みを実現しています。
また、産地には日本人スタッフが常駐し、種豚の開発から養豚、加工、流通まで一貫管理しています。さらに日本から定期的にスタッフを派遣し、監査・審査を行うことで安全・安心な品質を実現しています。
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< 2021年10月13日更新 >