ユーコープのまるごと産直産地「ながさき南部生産組合」の新たまねぎは、出荷シーズンが3月末~6月中旬です。気温が高くなる前に収穫するから生でシャキシャキ、みずみずしい甘みを楽しめます。
「水にさらさなくても甘くておいしい」と毎年人気で、また火の通りも早く、たまねぎの新鮮な甘さが引き立ちます。
新たまねぎをおいしく食べよう!
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ただ、水分が多いため、傷みやすいという難点も。おいしいうちに食べてくださいね。
化学肥料なら、苗を植える前に少量をまいて1回耕せば済みます。けれど、「うまい」作物を育てるためには、なんといっても良い土を作るのが基本です。
それには堆肥(たいひ)が欠かせません。堆肥は化学肥料と比べて量がたくさん必要で、手間もかかります。でも、生産者それぞれが自分の畑に合った肥料を工夫し、食べる人の「おいしい!」のためにみんなで頑張っています。
環境に配慮した栽培=雑草や病害虫との戦いです
ながさき南部生産組合の生産物はすべて「特別栽培(※1)」か「有機栽培(※2)」です。農薬は病害虫が発生したときに、やむをえず使うだけ。だから栽培にとても手間がかかります。
例えば植え付け前の畑の土の上に透明なシートを張って、太陽熱で殺菌し病気を予防します。
また、一番の苦労は草取り。除草剤を使用しないため、黒シートで畑を被い、草の発生を抑えますが、それでも隙間から生えてきます。それを手作業で一本一本引き抜きます。
自然環境を大切に。
農産物のグリーン・プログラムとは
「コープの産直」商品の中でも特に、化学合成物質の使用を極力抑えることで環境への負荷を減らす取り組みを行っている商品です。
化学合成農薬と肥料の使用を、地域の一般的な農産物より5割以上減らして栽培しています。
ながさき南部生産組合では、佐賀県内の「コープの産地指定 はぐくみ鶏」の養鶏場から出る有機質肥料を土作りに活用しています。肥料は生産量が限られるため、今はまだすべての畑に使用できる量がありませんが、2015年の秋はたまねぎ生産者27人中11人の畑ですき込みました。
コープの産地指定 はぐくみ鶏の鶏ふんで、まるごと産直の新たまねぎがすくすくおいしく育つ…このように農産物や畜産物の産直産地同士がつながることで、ユーコープは食を育む環境の未来を広げていきます。産地を守り、組合員により安心な農産物をお届けするための取り組みです。
ながさき南部生産組合は長年にわたりユーコープの産直野菜を生産しています。
産地は長崎県の雲仙岳を中心に、起伏に富んだ肥沃な丘陵地、海に囲まれた温暖な気候、と自然条件にたいへん恵まれた環境です。長崎県内の企業と協力して有機質成分を高めた土づくりをし、病害虫には天敵などを利用し、化学合成農薬の使用を減らした特別栽培農産物の基準で栽培を行うなど、生態系を重視した農業を実践しています。
ながさき南部生産組合の長年にわたる取り組み、農業に対する思いや栽培方法がユーコープの考えと一致していることから、ユーコープは2010年3月にながさき南部生産組合と「まるごと産直」の協定を結び、多種類の農産物を取り扱っています。
まるごと産直って?
産地を応援する組合員と生産者の思いをつなぎ、よりおいしく安心な産直の輪を広げる取り組みです。 その産地で生産する作物はすべて「コープの産直品」です。
現在ユーコープは「ながさき南部生産組合」「ふらの農業協同組合」「花巻農業協同組合」と「まるごと産直」の協定を結び、年間を通じて品質安定や数量の確保、生産コストの削減などに取り組んでいます。
ユーコープの組合員で宅配サービス「おうちCO-OP」をご利用中の方は、以下からWEB注文サイト「eふれんず」のお買い物画面をご覧いただけます。ログイン後、カテゴリ一覧からユーコープセレクションを選ぶと、その週に購入できる商品が確認できます。
< 2024年2月22日更新 >
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