福島第一原発事故による放射能汚染の問題を受け、ユーコープでは組合員の皆さんに安心して商品をご利用いただくために、適正な情報提供と放射性物質の自主検査を行っています。

商品の自主検査を実施しています。

組合員の皆さんに安心してご利用いただくために、社会的に関心の高い食品やコープの産地指定商品を中心に放射性物質の自主検査を継続しています。
この検査は国や地方自治体の幅広い検査結果を前提に、お届けする商品を再度検証する立場から行うもので、国や地方自治体が行う検査方法と同等の検査精度を確保しています。

[自主検査の主な対象商品](下記5項目を中心に自主検査を行っています)

家庭の食事に含まれる放射性物質の摂取量調査を行っています。

2012年1月より、日本生協連と共同で、家庭の食事からの「放射性物質の摂取量調査」に取り組んでいます。これは「実際の食事からどのくらい放射性物質を摂取しているのか分からない」という組合員の不安の声に応じた取り組みです。
日本生協連より、全国18都県の組合員から提出された2日間の食事サンプルの調査結果が発表されています。

放射性物質への考え方と対応について

ユーコープでは、原発事故に対応した国の基準値に基づいて商品の取り扱いを行っています。

  • 国の基準値は、現在の科学的知見に基づいた妥当な数値と判断をします。
  • ユーコープが独自に基準値を持って評価することは、消費者の混乱や産地の風評被害を招く恐れがあると考えます。
  • ユーコープは組合員のくらしのために安全・安心な商品を安定して供給し続けます。

放射性セシウムの基準値

「飲料水」、「乳児用食品」、「牛乳」には特別な配慮の必要を考えた別区分が設けられ、それ以外の食品が「一般食品」とされています。

食品群 基準値
飲料水 10
牛乳 50
一般食品 100
乳児用食品 50

(単位:ベクレル/kg)