見渡す限り田んぼが広がる秋田県大潟村は八郎潟を干拓してできた村です。土壌は肥沃で、稲が育つのに必要な養分が多く含まれ、太陽と海から吹く風をたっぷり浴びて稲が丈夫に育ちます。このため農薬の使用を減らし、有機質の肥料を中心にした特別栽培※での米づくりが広がってきた地域です。
- 特別栽培とは
地域の慣行栽培に比べ化学合成された農薬(節減対象農薬)、化学肥料を5割以上削減して栽培すること
2016年、産地で用意してくださった「コープの田んぼ」。公募で選ばれた組合員の皆さんが5月には田植えに、9月には稲刈りに訪問しました。生産者の指導のもとで田んぼの作業に汗を流し、栽培の工夫やご苦労を伺ったあと、お米の保管倉庫なども見学。加えて大潟村の干拓の歴史を展示する博物館へも立ち寄り、大潟村のお米についてたくさんのことを学ぶことができました。
田植えの様子は動画でもどうぞ
見渡す限り田んぼが広がる秋田県大潟村は八郎潟を干拓してできた村です。土壌は肥沃で、稲が育つのに必要な養分が多く含まれ、太陽と海から吹く風をたっぷり浴びて稲が丈夫に育ちます。このため農薬の使用を減らし、有機質の肥料を中心にした特別栽培※での米づくりが広がってきた地域です。
昭和40年代に全国各地から入植してきた生産者も2代目となり、さらにおいしい米作りに力を注いでいます。
大潟村ってどんなところ?
大潟村は、国営の干拓事業によって「八郎潟」という湖の底を乾かして生まれた村です。「八郎潟」は日本では琵琶湖に次いで二番目に大きい湖でしたが、堤防と排水路を築き、湖の水をくみ出して、1964年に大潟村が誕生しました。
1966年~1973年に全国から入植者が移住、大変な苦労の末に道路や農地、集落・公共施設などを整備し、新たな農村を作り上げました。
村の周囲は全長52km。東京の山手線がすっぽり入る広大な土地をぐるりと干拓堤防が囲み、その外側を「調整池」が囲んでいるため、村に入るには必ず橋を渡ります。
産地の様子を動画でどうぞ
畑に立っているのは、ここが特別栽培米の田んぼであることを示す札。栽培・管理責任者の連絡先とともに、どんな肥料を、また病害虫や除草のためのどんな薬剤を、どの時期にどれだけ使用したか詳しく書かれ、管理されています。
自然環境を大切に。
農産物のグリーン・プログラムとは
「コープの産直」商品の中でも特に、化学合成物質の使用を極力抑えることで環境への負荷を減らす取り組みを行っている商品です。
化学合成農薬と肥料の使用を、地域の一般的な農産物より5割以上減らして栽培しています。
お米から出たもみ殻やヌカなどを有機質肥料にして田んぼに戻す、循環型の農業を行っています。
また、産直産地の連携として、肥料の一部にユーコープで人気の卵「CO・OP味菜卵」の養鶏場から出る有機質の肥料を使用しています。
畜産や農産の産直産地同士がつながることで、食を育む環境の未来を広げていきます。
産地を守り、組合員により安心な農産物をお届けするための取り組みです。
ユーコープの組合員で宅配サービス「おうちCO-OP」をご利用中の方は、以下からWEB注文サイト「eふれんず」のお買い物画面をご覧いただけます。ログイン後、カテゴリ一覧からユーコープセレクションを選ぶと、その週に購入できる商品が確認できます。
< 2021年9月21日更新 >
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