ユーコープの約束・商品についての考え方

コープで扱う商品5つの願い

ユーコープでは、組合員の商品に関する要望を「コープで扱う商品5つの願い」として大切にしてきました。
組合員が自発的に取り組む商品活動を通じて、組合員のふだんのくらしと、よりよい社会・環境の実現に貢献します。

  1. 1.より安全
    組合員の健康を支える、より安全で信頼できる品質
  2. 2.より安く
    くらしを守り、よりよいくらしのための価格の安さ
  3. 3.環境に配慮
    持続的に発展可能な社会のために、環境に配慮した商品
  4. 4.正しい情報、適正表示
    商品選択のための適切な情報提供・適正表示
  5. 5.組合員参加
    組合員の商品への6つのかかわり(利用する・意見を出す・学習する・普及する・開発改善する・評価する)の広がり

ユーコープの基準・ガイドライン

残留放射能基準

国の基準値を適用し、さらに取り扱い商品の中から、社会的に関心の高い商品や産地指定商品を中心に計画的に放射性物質の自主検査を実施、検査結果を広くお知らせしています。

微生物基準

食品衛生法を基本に、公的に基準化されていない食品や有害微生物について独自の管理数値と目標数値を設定し、検査結果は危害防止や商品衛生管理、取引先評価に役立てています。

残留農薬基準

食品衛生法に基づいて定められた基準値を適用し、その順守とあわせ、できる限り農薬の使用の少ない商品を供給するために、生産者とともに「適正農業規範(GAP)」の取り組みを進めます。

食品添加物基準

国がリスク評価の上で認可した食品添加物は、基本的な安全性が確保されていると考えます。ただしコープ商品については、安全性のデータや根拠が明らかでない一部の添加物について、日本生協連と同じ独自基準で運用します。

容器包装基準・ガイドライン

容器包装基準やごみの発生抑制やごみの処理を容易にするなど環境負荷の低減のためのガイドラインを運用しています。

表示基準

商品の情報については、商品包材をはじめチラシやPOP、その他各種媒体に至るまで、法令を順守した上で組合員が正確に理解できるわかりやすい表示を進めます。

詳しくはこちら(商品ガイド 4.商品取り扱いの考え方)新しいウィンドウが開きます。 (508KB)

コープ商品がめざすこと

コープ商品は組合員のくらしに役立ち、より良くするための商品です。大切にしていることは「安全性の確保」「品質の確かさ」「価格の安さ」の3つ。
さらに、時代やくらしの変化に対応した7つの付加価値を追求し、利用時の満足感・納得感を高めます。ユーコープは組合員とともにコープ商品を育て、安心を提供し信頼に応えていきます。

ユーコープらしさを生む「3つの基本的価値」

  1. 1.安全性の確保
    日々のくらしの中で安心して使えること。
  2. 2.品質の確かさ
    使う人、目的に応じて満足のいく品質であること。
  3. 3.価格の安さ
    合理的な商品設計で、より低価格を実現すること。

もっと喜んでいただくための「7つの付加価値」

  1. 1.おいしさの追求
    おいしい理由が明確で、周囲に伝えられること。
  2. 2.健康・体づくり
    健康維持や体力づくりに役立つこと。
  3. 3.便利さ 使いよさ
    くらしの中での不便さや負担感を軽くできること。
  4. 4.楽しさ 心地よさ
    商品の外見や機能に楽しさや心地よさが感じられること。
  5. 5.食と食料への配慮
    商品の利用や産地交流によって、総合的な食の安心をかたちづくること。
  6. 6.環境配慮
    低炭素社会、自然共生社会、循環型社会の実現に貢献すること。
  7. 7.人と社会への配慮
    被災地や世界の子どもの支援・フェアトレードなどへ協力すること。

声が育てるコープ商品

商品テスト試食会で試作品を試食する組合員

コープ商品は組合員に育てられて広がってきました。一人ひとりの組合員から届くさまざまな「声」や「思い」を集めて開発・改善を行っています。
ときには組合員が主体的にアンケート調査や話し合いに参加して、コンセプト・味・規格・パッケージデザインなどの改善に取り組むこともあります。製造メーカーなどお取引先の協力も欠かせません。
これからもくらしの変化や利用状況に応じてコープ商品の見直しを繰り返し、組合員のくらしの願いに応え続けます。

商品ガイド

商品ガイドは「組合員の商品に対する願い」を実現するための“ユーコープの商品政策”をまとめたものです。
ユーコープでは商品ガイドを通じて、商品政策について組合員と約束し、生産者や取引先の皆さんに表明しています。

  • ※商品政策は、ユーコープが商品を取り扱う上での判断のものさしとなるものです。社会の変化や科学技術の発展に対応して継続的に見直しを行い、組合員の声に応え続けます。
商品ガイド