灯油裁判をたたかった15年…1973年
灯油については、1973(昭和48)年秋は、前年1缶270~300円だったのが500円にも値上げされる状況でした。
メーカーの買い占め・売りおしみで値上がりが予想される中、横浜生協は組合員に「登録制で灯油獲得に努力します」と通知を出しました。それが1ヵ月も経たないうちに配達が遅れがちになってしまいました。メーカーが「前年実績の35%カット」を通告してきたからです。
横須賀生協では灯油を確保するため、組合員が職員と一緒に市内のガソリンスタンドを軒並み訪問しました。