参加と交流のひろば 参加と交流レポート:被災地支援・防災

【かながわ】2017年度第1回「福島訪問」を開催しました。

2017年7月14日


2017年7月4日~5日の日程で、「被災地を忘れない」の思いを込めて、福島訪問を開催しました。ユーコープかながわ県本部が企画したもので、31名の組合員が参加し、バスで現地を視察しました。

初日の7月4日は、被災地視察をテーマに、富岡町夜ノ森周辺→富岡町子安橋周辺→浪江町請戸周辺・浪江駅周辺→飯舘村を視察しました。

0704fukushima_1.JPG 0704fukushima_2.JPG
富岡町子安橋付近、遠方に福島第二原発を見る。コープふくしまの野中専務理事よりご説明いただきました。
0704fukuhsima_3.JPG 0704fukushima_4.JPG
第二原発を遠方に見ながらの集合写真 無人のおおくま町農協施設



2日目は、ユーコープの産直産地であるJAふくしま未来の生産者を訪問し、桃の選果場を視察しました。

0705fukushimamomo_1.JPG 0705fukushimamomo_2.JPG
伊達市桑折地区桃圃場の様子。JAふくしま未来の職員よりご説明いただきました。
0705fukufhimamomo_3.JPG
0705fukushimamomo_4.JPG 0705fukushimamomo_5.JPG
JAふくしま未来桑折地区桃の選果場の様子



参加者の感想(抜粋)
・思っていた以上に荒地になっているので、驚き、胸が熱くなりました。
・テレビや新聞である程度の知識はあったつもりでしたが、6年も経ってこんな状態で先が心配です。延々と続く草原化した田畑を目にして悲しい気持ちになりました。
・大熊町でバスの中、線量計がどんどん上がって来たときは、本当にドキドキしました。
・飯館村の被災者のお話は、一瞬で生活を奪われた苦しみ悲しみが胸に迫ってきました。原発が引き起こした被害の凄まじさをもっと私たちは知らなければいけないと思いました。今回私が感じたことを周りの方に語って行きたいと思います。
・桃の産業を守る為、農家の方が一本一本の木を洗浄されたことを知り、福島産のものがしっかり流通出来るように他県の者が「食べる」支援をもっとしていかなければいけないと思いました。頑張れ福島!

0705fukushimamatome.JPG


今回の訪問を通じて、見たこと感じたことを一人でも多くの方にお伝えし、一日も早い復興のために今後も支援していきます。
コープふくしまの皆さん、二日間お世話になりました。感謝申し上げます。

この件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

ユーコープ かながわ県本部

TEL:045-305-6116(受付時間:月~金曜日 9時30分~17時)