生協の宅配は、
メーカーや産地にとっても「イイネ！」
生協の宅配「おうちＣＯ-ＯＰ」は、メーカーや生産者にとっても他のスーパーや食材宅配にはない良さがあります。
それはいったい・・？精肉商品でユーコープと長年のお付き合いがあるJA全農ミートフーズ（株）の関口さん、川上さんにお話を伺いました。
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生協の宅配が、
メーカーや生産者にも
優しいワケ
登録した方がほぼ毎週利用するため、全体の注文量の見通しが立てやすい特徴がある生協の宅配。そのため、「毎週ほぼ欠品なく商品を用意することができます」と関口さんは話します。「想定以上の注文をいただいた場合でも、お届けまで1週間程度あるため追加製造することができます。製造現場などと協力して商品を切らさずにお届けできるよう努めています。」
また、生協の宅配の利用者は冷凍加工品も普段からよく利用することが、お肉を無駄なく使うことにつながっていると関口さんは話します。「例えば、豚肉は人気のバラ肉に比べて需要の少ない部位もあります。そこで、これらの部位を使って冷凍加工品を作り、ご利用いただくことで、肉を余すことなく使うことができるのです。」
はぐくみ鶏で作った
やわらか若鶏塩から揚げ
茶美豚と国産野菜の
おかわり!餃子
クチコミが商品の良さを
広げてくれる
関口さんはその他にも「商品カタログや配送担当者を通してクチコミが広がり、人気商品が育ちやすい」と話します。
近年はアプリ注文が増えつつある生協の宅配ですが、商品カタログ（おうちＣＯ-ＯＰは「お買物めも」）を見ながらの注文が一般的です。カタログには、食べた感想や家族の反応、アレンジ方法など、組合員の声が掲載されています。その声が他の組合員の利用を後押しするのです。
クチコミの掲載は家電などではよくありますが、普段の食材などの買い物の時に、自然と目にしていただけるのも、生協の宅配の特徴です。
商品開発担当の川上さんはある商品について話してくれました。
「コープの産直『茶美豚』を使ったあらびき生ウインナーは発売当初は全く売れませんでした。ところが、お買物めもや配達担当の方を通じてクチコミがじわじわと広がり、今ではおうちＣＯ-ＯＰの人気商品になりました。観光地で買うのが定番で、あまり馴染みのなかった生ウインナーが、多くの皆さんの食卓に並ぶようになったのです。」
茶美豚で作ったあらびき
生ウインナー
一緒に開発ができるのは、
生協の組合員だから
自分たちのくらしをよりよくするために生まれた生協は、今でも組合員にその意識が根付いています。産直原料を使った商品を開発するために、組合員に呼びかけると、多くの方が賛同し、試食やアンケートに協力してくれます。
川上さんは「公募した組合員モニターに試作した商品を評価いただくなど、一緒に開発してきました」と話します。
おうちＣＯ-ＯＰの人気商品「茶美豚で作った酢豚の素」のリニューアル時には、1回目の試作品の評価が悪く、再度試作品を作りました。試作と評価を繰り返して開発された商品は、長く支持をいただける商品に育ちやすいと考えています。厳しい声もありましたが、生の声を聞けることは非常に楽しかったです。商品がどんどんよくなっていることも実感できました。」と川上さん。
私たちメーカーや生産者は、組合員の皆さんの「おいしい！」の笑顔を思い浮かべながら丹精込めて作っています。ご注文いただいた組合員の皆さんが幸せになる商品を届けたい、と二人とも笑って話してくれました。
茶美豚のハッピを着て、ユーコープのお店で商品をおすすめする時もあります。
