2013年12月13日
11月29日、日本生協連
と医療福祉生協連
が開催した全国の生協のホームヘルパー・介護福祉士が調理の腕を競うコンテスト「H1(ヘルパーNo.1)グランプリ決勝大会」で、ユーコープのコープケアサポートセンター旭の椎名久子担当が肉料理部門のH1グランプリに輝きました。
コンテストには全国の生協の訪問介護事業所から110件の応募があり、専門家による選抜をくぐり抜けた30人が大阪での決勝大会に臨みました。
クジ引きで「肉料理部門」と「魚料理部門」に分かれた参加者に出された課題は、会場に用意された食材からおいしくて食べやすく栄養バランスのよい高齢者向けの1食を各自がその場で考え、作りあげること。
制限時間はたった30分!会場は文字通り熱気に包まれました。
椎名担当が受賞した料理のレシピはこちら:H1グランプリメニュー「肉巻きかぼちゃ、なすとトマトの大根おろしあえ、かぼちゃサラダ」
関係記事: 生協の訪問介護職員調理コンテスト「H1グランプリ」が開催されました(日本生協連HPにリンク)
グランプリを獲得した椎名です。自分も家族も驚いていますが、大変光栄です。
私たちは、ご利用者お一人ごとの介護プランのもと、ご自宅に伺い30分や45分という限られた時間の中で掃除や食事準備などのサポートをしています。
食事づくりは相談しながらメニューを決めたり、作り方や味付けを教えていただいて一緒に作ったり。そのお宅の冷蔵庫にその日に入っている食材で工夫をこらし、できる限り栄養バランスや彩りを考えます。
「1 日に30品目をバランスよく摂りましょう」などといいますが、高齢の単身や2人世帯には大変難しいことです。そこで私の工夫は食材を1回分ずつ小分けして冷凍保存すること。汁物・煮物・炒め物などメニューごとに、ちょこちょこっと数種類ずつ使えば、無理なく品目を増やすことができますよ。