環境・社会貢献活動 事業から環境を考える

「うなぎぼきん」 ニホンウナギの「完全養殖」研究を応援しよう! 

2018年10月11日

ニホンウナギの稚魚を育てる研究へ

2015年から始めたうなぎぼきんは、今年で4年目をむかえます。

皆さんから寄せられた募金は、ニホンウナギの研究をすすめる「水産研究・教育機構」へ寄付します。



シラスウナギの減少により、うなぎがピンチ!

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市販のうなぎは現在99%以上が養殖です。しかし卵から養殖する技術が実用化されていないため、天然の「シラスウナギ(二ホンウナギの稚魚)」を捕獲し、育てて出荷しています。

160909unagitigyo_hokakuryo.jpgそのシラスウナギが、近年の乱獲や川・海の環境の変化などから減少しています。このため二ホンウナギは2013年に環境省のレッドリスト(絶滅のおそれがある生物)に指定されています。

日本人になじみ深いうなぎの蒲焼ですが、池や川と海と行き来するニホンウナギの生態はいまだ謎に包まれています。親うなぎは日本から遠く南に離れた西マリアナ海嶺で産卵し、海で育った稚魚が川をのぼります。しかし、親がどこからどうやって産卵場までたどり着くのかなど、まだ生態が完全には解明されていません。

うなぎの生態についてもっとくわしく

国立研究開発法人 水産研究・教育機構

国立研究開発法人 水産研究・教育機構 ウナギに関する研究情報


「水産研究・教育機構」が世界初の完全養殖に成功!

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世界初!完全養殖で生まれた
うなぎの仔魚レプトセファルス
ふ化させた仔魚に餌をやる研究員
     
変態し、細長いシラスウナギになりました
             水産研究・教育機構提供

日本では、1960年代にうなぎの人工ふ化技術の研究が始まりました。1973年、世界で初めて北海道大学が人工ふ化を成功させましたが、ふ化後の幼生が何を食べるのか分からず、シラスウナギにまで育てることができたのは30年経った2002年です。

その後も養殖ではほとんどがオスになってしまうなどの難題を乗り越え、ようやく2010年、国立研究開発法人「水産研究・教育機構(旧水産総合研究センター)」が二ホンウナギの完全養殖に世界で初めて成功しました。長年の研究の結果、研究室生まれのうなぎに人工受精を施し、ふ化させた仔魚(しぎょ=赤ちゃん)を成魚にまで育て上げたのです。
現在も「水産研究・教育機構」ではニホンウナギの生態解明を進めています。

「水産研究・教育機構」の目下の課題はシラスウナギをいかに効率よく大量に養殖するかということです。次の段階として現在、南伊豆(静岡県)でシラスウナギの量産化のための研究を進めています。

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量産飼育の研究を行っている増養殖研究所南伊豆庁舎

1000リットルの大型水槽16基で、飼育実験を行っています
水産研究・教育機構提供

今後シラスウナギの大量生産が実現し、事業化されれば、天然うなぎの保護につながります。


なんとも不思議なうなぎの赤ちゃんをご紹介します

うなぎは何年飼育しても、どういうわけか卵巣・精巣が発達しません。このため人工ふ化にこぎつけるまでは大変でした。その上自然界での生育環境やエサがわからず、最初のうちはふ化させても育てることができなかったそうです。

そんな気難しいうなぎが、ふ化直後の幼生「プレレプトセファルス」から、「レプトセファルス」→「シラスウナギ」→「成魚」 と姿と名前を変えて成長していく様子と、研究現場のご苦労を動画でご紹介します。

<ユーコープ公式YouTubeチャンネル>
2015年8月 水産研究・教育機構の増養殖研究所(三重県)にて 全2分47秒 (スライドですが、途中から音声が出ます)



うなぎぼきんについて

~~ニホンウナギの現状を知り、次世代に日本のおいしい食文化を伝えるために~~

ユーコープは2015年、商品を通じて「水産研究・教育機構」の研究支援をスタートしました。
うなぎ蒲焼1点のご利用につき3円をへ寄付する取り組みで、うなぎの消費量が1年でもっとも多い夏の土用の丑の日に向けて組合員へ予約チラシや店頭で呼びかけます。2016年度からは現金やポイントによる募金も新たに実施しました。
※2018年度からは、うなぎ蒲焼1点のご利用につき3円を寄付する取り組みは実施しておりません。現金やポイントでの募金のみとなります。
<うなぎぼきんの結果>

2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
寄付額 34万4,352円 95万3,274円 87万9,661円 182万6,911円

<募金の使用用途>

募金は主にうなぎを研究するための機器購入の費用にあてられます。

平成27年度分 卓上マイクロ冷却遠心機           

27.JPG                                           

           <使用目的>

           ・うなぎ親魚の健康診断のための血液分析

           ・「うなぎ親魚の効率的な催熟方法(人為的に成熟させる方法)の

            開発のための血中ホルモン量の測定 





平成28年度分 マイクロプレートリーダー28.JPG

           <使用目的>

           ・親うなぎの成熟状態を知るための血中ホルモン量測定や健康状態を

            知るための血糖値、コレステロール値等を測定するために使用




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グリーン・プログラム 静岡産うなぎ蒲焼

グリーン・プログラム 鹿児島・大隅産うなぎ蒲焼

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