2025年1月 6日
~わたしのお年玉を世界の子どもたちの笑顔のために~
ユーコープでは毎年1月に「お年玉募金」として、ユニセフ募金に取り組んでいます。
お寄せいただいた募金は、「児童婚を終わらせる ガーナ指定募金」としてユニセフ協会を通じ、子どもの権利を侵害する「児童婚」をなくすため、思春期の女の子たちが必要なスキルや知識などを身につけることができる安全な場の提供を支援する活動に役立てられます。
2024年のお年玉募金額は、747万5,378円でした。ご協力ありがとうございました。
ガーナの子どもたちの状況
ガーナでは2014年から政府主導の国家プロジェクトとして児童婚*の終結に取り組んでいます。ガーナ国内の児童婚は過去30年間で減少していますが、その進展は国内均等ではありません。全国平均19%に対し、特に北部地域と東部地域においては28%、23%と児童婚の割合が高い特徴があります。これは農村部の貧困家庭で「教育を受けられない子どもたちが、知識を得ることができないまま結婚前に妊娠」してしまったり、保護者や地域住民らおとなの 「子どもの権利に関する意識が低いこと」 が大きく影響しています。
*児童婚とは・・・18歳未満での結婚、またはそれに相当する状態にあること。
ガーナへの支援活動
ガーナの児童婚を終わらせるために、児童婚の比率が高いガーナの3つの地域(北部州、北東州、東部州)において、思春期の女の子とコミュニティの住民に向け、児童婚削減の活動を加速させるために、ユニセフ・ガーナ事務所が行う「女の子をエンパワーメント*できる安全な場所の提供」「地域コミュニティが女の子を守るための研修」のプロジェクトを支援します。
*エンパワーメント…自ら意志決定できるようにすること。
「児童婚を終わらせる ガーナ指定募金」 詳しくはコチラから