ロシア大使館に抗議文「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に強く抗議します」を送りました
2022年2月28日
2月28日 ロシア大使館に抗議文「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に強く抗議します」を送りました。
全文は以下の通りです。
ロシア連邦大統領
ウラジーミル・プーチン 殿
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に強く抗議します
2022年2月24日、貴国はウクライナに対する軍事侵攻に踏み切り、軍事施設の破壊だけでなく民間人にも犠牲者を出し、多くの尊い命を奪っています。これは国際社会の平和と安全を脅かす、明らかに国連憲章に違反する行為であり、平和を希求する世界中の人々の切なる思いを踏みにじる行為で、到底容認できるものではありません。
また貴殿は、核戦力を念頭に「抑止力を特別態勢に移行させる」よう国防相らに命令したと報道されています。「核兵器禁止条約」が発効され、世界が核兵器廃絶へ向けて新たな一歩を踏み出した中で、核戦力をちらつかせるこのような威嚇行為は、核兵器廃絶を求める世論に逆行し、国際的に見ても断じて許されることではありません。
私たちユーコープは「『人－社会－自然』の調和ある平和な社会の実現に貢献する」を基本理念にかかげ、地球上のすべての人が安心して暮らし、子どもたちが健やかに成長する社会の実現に向け、組合員とともにさまざまな取り組みを進めてきました。軍事侵攻は、戦争のない安全・安心な社会を脅かし、過去の歴史から見ても何も解決できないことは明らかです。
私たちは、貴国が行っている軍事進攻の即時中止とウクライナからの無条件撤退を求めるとともに、外交による平和的手段で解決することを強く求めます。
2022年2月28日
生活協同組合ユーコープ
代表理事理事長 當具 伸一
