2013年5月30日
ユーコープと花巻農業協同組合(JAいわて花巻)は、5月22日(水)、コープの産地指定「茶美豚」に給餌する飼料用米の田植えを行いました。
今年で5年目になるこの取り組みには、ユーコープからは職員・パート職員10人、JAいわて花巻・全農岩手県本部など7団体からあわせて40人が参加しました。
JAいわて花巻米穀販売課の畠山さんの田植えの仕方の指導の後、参加者は一塊ずつ苗を手にして一列に田んぼに入りました。
「テンポよく植えて」「足を抜くときはかかとから」とJAの皆さんからのアドバイスの中、柔らかい泥に足をとられながらも「持ち分」の田植えが完了。
すべてを手植えするのは時間がかかってしまうので、後半は田植え機が田んぼに入り、一人ずつ田植え機体験も行いました。
田植えは経験があっても田植え機は初めてのメンバーが多く、「ハンドルを取られる」「まっすぐ植えるのは難しい」と感想を出し合っていました。
JAいわて花巻管内で育てられる飼料用米のうち210トンがユーコープ用になります。
秋には収穫となりますが、食用米と混ざらないように、飼料用米の収穫はすべての米の一番最後に行われます。 現在、コープの産地指定「茶美豚」の飼料の5%に飼料用米が使われます。
国産の飼料用米を使うことで、輸入に頼っている飼料の自給率向上と休耕田の有効活用に貢献します。