特別栽培米「岩手ひとめぼれ」の親子稲刈り体験を実施

2026年10月 9日

9月26日(土)~27日(日)の2日間、岩手県奥州市で「特別栽培米 岩手ひとめぼれ」の産地交流会を開催し、神奈川・静岡・山梨から組合員親子3組が参加しました。

今年の岩手も関東と同じく雨がとっても多いそうですが、当日は雨も降らず、風もなく天候に恵まれました!参加者のみなさんは夢中で稲刈りに取り組みました。

稲刈りでは、参加した組合員の「うまくできない~!」という声が聞こえると、生産者の高橋さんがすぐ隣で優しくサポート。コツを教わりながら、みんなでザクザクと稲を刈り進めました。刈り取った稲を束ねる作業は難しいのですが、ここでも生産者や産地の皆さんが丁寧に教えてくださり無事にまとめることができ、皆さんえがおで稲刈り体験をすることができました。

さらに今回は、昔ながらの「棒かけ」を作る様子も見せていただきました。刈り取った稲を束にして、棒に掛けて天日干しする作業で、お米をよりおいしく仕上げる先人の知恵だそうです。今ではコンバインによる収穫が主流ですが、岩手の田園風景には今も棒かけされた稲をところどころに見ることができました。

今年は雨が多いとのことで、お米の出来は良いものの、雨の日はコンバイン(稲刈り機)が使えず収穫作業が遅れているとのことでした。

今回も㈱全農ビジネスサポートによる生き物調査を取り入れ、田んぼの中の生きものを探す体験も行いました。生産者の高橋さんの田んぼ周辺で生き物探しをスタートすると、ドジョウ、タニシ、エビ、ザリガニ、バッタ、赤とんぼ、カエルなどを次々に発見!

「先生!これは何?」 「つかまえた!」と子どもたちが夢中になって生き物をさがしまわっていました。最初は生き物に触るのをためらっていた小学4年生の女の子も、最後には自分からザリガニを触れるようになっていました。

化学合成農薬と化学肥料を地域の慣行栽培と比べ5割以上減らして栽培する特別栽培米の田んぼには、多様な生きものが生息しており、参加したみなさんは生き物調査を通じて、お米づくりと自然環境とのつながりを学びました。

現在の稲刈りは、ほとんどがコンバイン(稲刈り機)を使って行われています。生産者の高橋さんといっしょにコンバインにも実際に乗せていただき、参加者にとって貴重な体験となりました。

生産者の高橋さんからは、「日々の農作業は大変なこともありますが、私たちが育てたお米を食べてくださっている皆さんと直接お会いし、喜んでいただけたことが何よりの励みになりました。これからも安心・安全でおいしいお米を届けられるよう、心を込めて育てていきます。」とうれしいお言葉をいただきました。

組合員親子は、稲刈り体験に加え、お米を保管する「カントリーエレベーター」や、水を公平に分配するための「円筒分水工」、「胆沢ダム」など、お米に関わる施設を見学しました。

参加された組合員親子からは

・「普段当たり前に食べていたお米に、たくさんの人が関わっていることを知ることができた」

・「高橋さんがとても丁寧に稲刈りの仕方を優しく教えてくれた」

・「お米に関わる専門家たちのお話も聞くことができて勉強になったし、その土地のことも知ることができてよかった」という声が寄せられました。

今年の稲刈り体験も、お米を「食べる人」と「作る人」が直接お話しをし、つながることができた2日間でした。今後もユーコープは、生産者と組合員がつながる交流の場を大切にし、産直交流を続けていきます。