【しずおか中部1エリア】静岡有機みかんの会の佐藤さんのレモン畑をご紹介します

2020年10月26日

皆さんはユーコープの “グリーン・プログラム静岡有機みかんの会のレモン”(以下「グリーン・プログラム レモン」という) を知っていますか?

自然環境を大切に、「産直・産地指定」商品の中でも化学合成農薬や肥料を地域の基準の5割以上減らし、環境への負担軽減や安全な商品を目指した地球にも人にも優しい活動です。

 

 

毎年、中部1エリアが学び体験で訪れている静岡有機みかんの会の佐藤さんのレモン畑(以下「佐藤さんのレモン畑」という)もグリーン・プログラムの基準でレモンを栽培しています。

佐藤さんのレモン畑は、旬を迎える秋から冬の11月から3月の間、ユーコープの各店舗にレモンを卸していただいています。今年はコロナ禍で伺えませんでしたが、昨年伺った際の様子を交えて、こちらの佐藤さんのレモン畑をご紹介します。

 

佐藤さんのレモン畑は静岡市郊外にあり、あたりを見渡せば山々が見える緑豊かな土地にあります。農園のレモンの木は、山の斜面に植えられています。どの木にもたっぷりと太陽の光が当たるようにと計算されているからです。そのため、足場が不安定になるので機械を使うことができず、ほとんどを手作業でおこなっています。

私たちも実際に収穫体験をしましたが、なかなか大変でした!足場が悪いので滑ることは当たり前のようにあり、それに加えてレモンの実の高さに合わせてかがんだり、背伸びをしなくてはなりません。これが思っていたより重労働で、30分もすればヘトヘトになってしまいます。そんな私たちを横目に颯爽と収穫をこなす佐藤さんはとても頼もしく感じました。

 

 

 

陽の光をたっぷり浴びるレモンの木

 

慣れた様子で作業をこなす佐藤さん

 

佐藤さんのレモン畑のレモンはグリーンの青い状態で収穫します。

グリーンレモンはまだ熟していない、未熟なレモンなのかな?と思われがちですが、そんなことはありません。青レモンは、黄色いレモンよりも爽やかな香りがして、味わいは黄色いレモンとあまり変わらないので、お好みに合わせて選んでみてください。

 

 

 

青い状態で収穫したレモン

 

佐藤さんは家族代々でレモンの木を受け継ぎ、栽培をしています。

レモンへのこだわりもあり、農薬を極力使わずに月日をかけてなるべく自然栽培に近いようにと、ていねいにレモンを育てています。

そのため、見た目に少しの色むらや、形がいびつな物も混ざっていることがあります。皆さんが店頭で選ぶときに手にするレモンは、目をひくほど見た目が鮮やかで、形もきれいなものかもしれません。ですが、それは出荷時に農薬(※食しても人体には影響がないもの)が使われていたりすることもあります。佐藤さんのレモンは、「きれいな色や形にとらわれずに、皆さんに安心・安全なレモンを届けよう。」という優しい気持ちが詰まった、特別なレモンなのです。

農薬を使わないからこそ、皮ごと食べられるのがうれしいですね。私は毎年レモンを洗って皮ごと輪切りにしてからレモンシロップやレモン酒に漬け込んで、ちょっと熟成させてから食べています。手作りは好みの甘さにできて、家族みんなにも食べやすく、うれしいことがたくさんでオススメです。

ぜひ店頭で見かけた際には、お手に取り、自分のお気に入りの食べ方を見つけてみてください。

 

 

 

丸々大きく育ったレモン

 

今回ご紹介したグリーン・プログラムのレモンは、静岡県内全17店舗でお取り扱いがございます。詳しくは、ご利用の店舗へお問い合わせください。

 

 

この件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

ユーコープ しずおか県本部

TEL:0120-71-8107(受付時間:土・日・祝を除く9:30~17:00)