参加と交流レポート：被災地支援・防災

2019年11月14日～15日の日程で、「被災地の現状を見て、被災地の方々を忘れない」の思いを込め、かながわ県本部で「福島訪問」を企画しました。今回は、泊りがけで被災地及び被災に見舞われた工場の施設見学を計画し、28名の組合員の皆さんにご参加いただきました。

1日目は、双葉郡浪江町を中心に「被災地　福島」の現状を視察しました。

大熊町の帰宅困難区域の現在の様子。

東日本大震災の津波で大きな被害を受けた福島県浪江町の請戸小学校。震災と原発事故の教訓を伝える震災遺構として保存することが決まりました。

宿に到着後、語り部の松田さんより、震災当時のお話を紙芝居形式でお話していただきました。

2日目は、人気のコープ商品「だしつゆ四季の味」を生産している内池醸造株式会社の工場を訪問しました。

＜参加者の感想（抜粋）＞

・コープふくしまの方々の被災の時の話、地域の楽しい話を聞くことが出来て、とてもよかったです。ユーモアの中に福島愛を強く感じました。9年近く経ってもまだまだ大変でしょうが、この交流を通して応援していきます。安心のできる商品を信じ、これからも大切にしていきます。

・テレビで何回も見たはずでしたが、本当に人気(ひとけ)のない町、がらんどうな町、壊れたまま草の生い茂った家など、実際に見ますと、胸がまっくらになります。現状からは、将来への夢と希望が描けない町に思えてしまいました。同じ日本にこんな場所があると思うと、本当につらいです。

・今日は大変貴重なお話をたくさん伺うことが出来て、心が痛みました。今まで私は何も関わってこなかった事をはずかしく思いました。これを機に、福島の野菜、果物、お酒を買うことで関われたらと思います。

・震災を乗り越え、復活され、工場の皆さんが一生懸命働いていらっしゃるのが、笑顔と共に見られたことが印象的でした。これからも「CO・OPだしつゆ四季の味」をたくさんいただきます。

この件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

ユーコープ　かながわ県本部
TEL：045-305-6116（受付時間：土日祝日除く　10：00～17：00）