管理職を対象に「生理痛体験セミナー」を実施しました
\「こんなに痛いんだ・・・」 /痛みという見えない違いを理解
2025年11月14日
生活協同組合ユーコープ(本部:神奈川県横浜市、以下「ユーコープ」)は、2025年11月8日(土)に、宅配事業「おうちCO-OP」のセンター長(管理職)を対象とした「生理痛体験セミナー」を実施しました。女性特有の健康課題である「生理痛」を疑似体験することで、体調不良に対する理解と共感を深め、職場環境の改善につなげていくことを目指します。当日は株式会社LIFEM(ライフェム)講師の協力のもと、生理痛を疑似体験できるパッドによる痛みを体験。おうちCO-OPセンター長10名、執行役員2名、宅配支援部、人財開発部職員など計19名が参加しました。
参加者は、動画にて月経困難症の原因や月経前症候群など月経トラブルの理解を深めた後、生理痛疑似体験パッドを腹部と腰部に装着し、電気刺激によって腹筋が収縮することで、生理痛の痛みを疑似体験しました。痛みには個人差があるため、無理のない範囲で行いました。
グループディスカッションでは「この痛みがあると、業務上どういう課題があるだろう?」「管理者としてどんなことができるだろう?」について討議。「内臓が収縮するようにじわじわと痛みが持続し、立っていられないほど。この状態で配送業務や運転は負担になりやすいので、体調の変化に寄り添える職場でありたい」「痛みを知ることで、生理による体調不良時の気持ちの理解につながった」「事業所でも生理痛に関する学習会や話し合う機会をつくりたい」といった声があがりました。
ユーコープでは、一人ひとりが組織の中で互いに認め合い、支え合いながら、いきいきと安心して働ける職場づくりを目指しています。
