ユーコープのこの間の取り組みに対して厚生労働大臣表彰を受賞しました

2023年10月26日

生活協同組合ユーコープ(本部:神奈川県横浜市)は、10月23日(月)、ベルサール虎ノ門にて、ユーコープのこの間の取り組みに対して、消費生活協同組合法制定75周年記念厚生労働大臣表彰を受賞しました。

【ユーコープのこの間の取り組み】

1.生活協同組合ユーコープは神奈川県、静岡県、山梨県の3県で組合員数182万人の組合員と共に、声を生かして事業を推進しています。2022年度購買事業の供給高は、1,854.6億円と、全国でも4番目の事業規模であり、組合員のくらし全般に貢献しています。特に2020年からのコロナ禍には需要が高まる中、生活機能維持者(エッセンシャルワーカー)として、感染対策を行いつつ宅配・店舗事業では商品の供給をはじめ、福祉事業では介護福祉の現場で組合員の普段の生活を支える取り組みを積極的に展開しました。


2.店舗・宅配・福祉事業以外でも、夕食宅配、保険、チケット、住まいのリフォーム、葬祭サービスなど組合員のくらしをサポートするさまざまなサービスを提供しています。 また、組合員参加企画として「健康と食生活」に関する取り組みをはじめ、ユーコープで取り扱いがある精肉や鮮魚、お米の産地交流や商品の学習会などを開催しています。コロナ禍においても、オンラインイベントの開催により参加のすそ野を広げることができ、組合員の生活文化向上に寄与しています。


3.社会貢献活動として、ユニセフ・平和・フードバンク募金の取り組みや、大地震や豪雨災害の発生時には各種緊急支援募金など組合員に呼びかけ、共感いただき取り組みを積極的に実施しています。


4.長年、組合員と共に環境活動に取り組んできましたが、2017年度にリサイクルセンターを開設しました。組合員の家庭から寄せられたカタログをはじめとするさまざまな資源物の分別・圧縮作業は、障がいのあるスタッフの活躍の場にもなっており、2019年度には「リデュース、リユース、リサイクル推進功労者等表彰」会長賞を受賞しました。2022年度にはリサイクルセンター敷地内できくらげの生産を開始し、障がい者の雇用を拡大しています。


5.2017年度には県内他団体と協力して「フードバンクかながわ」を立ち上げ、運営の支援や複数の団体を巻き込んだ取り組みを実施、また、ユーコープの全店で8月と2月にフードドライブ活動の呼びかけや陳列限界ルール前の店舗の商品を寄贈するなど、陳列限界ルール見直しなど食品ロス削減の活動により2020年度「かながわ地球環境賞」を受賞しました。


※消費生活協同組合法制定75周年記念厚生労働大臣表彰とは
昭和23(1948)年に制定された消費生活協同組合法を記念して、5年ごとに行われる厚生労働大臣表彰。健全な事業運営を行い、他の模範と認められる組合・連合会に対して贈られます。 今年度は、法制定75周年を記念し、ユーコープを含む31の組合・連合会と29名の役員の表彰を受けました。