「グリーフ※(悲嘆)を知り語らうセミナー」を開催しました

グリーフについて、ひとりでも多くの方に知ってもらいたい

2019年12月10日

生活協同組合ユーコープの子会社で保険代理店業・チケット販売・リフォーム・葬祭斡旋事業のサービス を行っている株式会社コープライフサービス(本社:横浜市)は、12月7日(土)、「グリーフを知り語らう セミナー」を開催しました。ご両親や伴侶を亡くされた方6名が参加されました。
セミナーの前半は講師からグリーフについての説明、後半は参加者それぞれの想いを共有しました。

※グリーフとは、大切な人を失ったとき、悲しい・寂しい・つらいなどいろいろな感情が常識や先入観などによって抑えつけられて、本当は大きな声をあげて泣きたいのに涙が出てこない、悲しみを乗り越えたいと無理に頑張ってしまうなど精神的に不安定な状態のこと。

【本件のポイント】
日本では、死別による悲しみを内に秘め、感情を抑えて早く日常の生活に戻ることが「美徳」であると される傾向があります。このような社会の常識や慣習などに囚われてずっと悲しみを抑え込むことは、身 体、精神に影響を及ぼすとともに、家族・友人との関係や自分自身の「生きがい」にまで影響を与える といわれています。
グリーフは、海に例えられます。大切な人を失った辛さは、押し寄せては引き、また押し寄せる波のよ うに繰り返し、自分でコントロールすることはできないのです。グリーフの状態になると、「自分がおか しくなってしまった」と感じたり心細くなったりすることがあります。また、グリーフに対する誤解から 出る不用意な言葉を受けたりすると、グリーフの状態を長引かせる要因になることがあります。
(株)コープライフサービスでは、グリーフについてひとりでも多くの方に知ってもらいたいという思 いから、グリーフセミナーを開催しています。

【参加者の声】
○皆さんそれぞれ、つらい気持ちや深い悲しみをもちながらも、前向きに生きて行こうという姿勢に勇気 をもらいました。
○今までもグリーフの本を読んだりしましたが、今日のセミナーは温かく包み込んでくれるようで、参加 してよかったです。

お問い合わせ先

生活協同組合ユーコープ
広報・コミュニケーション推進部 広報担当
TEL:045-305-6126