障がいのある方が描いたお皿に盛り合わせたお刺身はいかが

エネルギッシュなデザインがお祝いの食卓に彩りを添えます。

2019年4月15日

生活協同組合ユーコープ(本部:横浜市)の水産部門では、ご要望に応じて刺身盛り合わせを使い捨ての発泡トレーではなく、知的障がいのある方が絵付けした1点もののお皿で提供するサービスを開始しました。

【本件のポイント】
●組合員の「本物のお皿に盛ってあるともっと美味しくいただけるのよね。だから面倒でもお皿を持ってくるのよ」という声を頂いていたこともあり、皿盛りのサービスをはじめました。
●知的障がいのある方が絵付けを行い、それ以外の工程は、支援学校で陶芸の講師もされている奥田和人さんが代表を務める㈱スタジオ有理が行っています。
●店内に水産加工施設がある43店舗に2枚のお皿を用意しています。
●ご利用後は店舗への返却をお願いしています。

【株式会社スタジオ有理 奥田さんのコメント】
●知的障がいがある方の素晴らしい絵付けを生かしつつ、その前後の工程は陶芸に慣れたものが作ることで、よい商品としてそれなりの価格で売れること、そして売上を障がいのある方と工房、流通(送料)が利益をきちんと分け合って、事業として、無理せずにずっと続けることができたらと希望しています。
●この取り組みが、知的障がいがある方々の自立への一歩となれば、と考えこのお皿を「一歩」と命名しました。