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内閣総理大臣に「日本政府の核兵器禁止条約締約国会議参加見送りに対する意見書」を提出しました。

2025年1月31日


1月31日(金)、内閣総理大臣に「日本政府の核兵器禁止条約締約国会議参加見送りに対する意見書」を提出しました。 全文は以下の通りです。



内閣総理大臣 石破 茂 様


日本政府の核兵器禁止条約締約国会議参加見送りに対する意見書

 生活協同組合ユーコープ
代表理事理事長 當具 伸一


日本政府が3月にアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を見送る表明をしたことに対し、深い遺憾の意を表します。

世界で核の脅威が高まる中、昨年、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)がノーベル平和賞を受賞し、世界的に核兵器廃絶への機運が高まっています。
被爆80年を迎える今年、日本政府が唯一の戦争被爆国として締約国会議に参加することは、核兵器廃絶に向けて大きな意義があります。

今回の判断は、核兵器廃絶に向けた国際的な努力に対する消極的な姿勢を示すだけでなく、長年にわたり声を上げ続けてきた被爆者たちの痛みと訴えを無視するかのような判断であり、非常に残念です。

私たち生活協同組合ユーコープは、核兵器廃絶と恒久平和の実現をめざし、被爆者とともに長年にわたり様々な平和の取組みをすすめてまいりました。核兵器廃絶は唯一の戦争被爆国である日本国民の悲願です。引き続き日本政府が「核なき世界」の実現に向けて世界の中でイニシアチブを発揮することを強く求めます。

以上
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