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内閣総理大臣あてに「イスラエルとパレスチナにおける武力行為の即時停止と人道支援実施の要請」を送りました

2023年10月24日

10月24日(火)内閣総理大臣あてに、「イスラエルとパレスチナにおける武力行為の即時停止と人道支援実施の要請」を送りました。
全文は以下の通りです。

(※以下はテキスト版です)
内閣総理大臣 岸田文雄 様

イスラエルとパレスチナにおける武力行為の即時停止と人道支援実施の要請

イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区との間で軍事衝突により、子どもをはじめとした民間人に大きな被害が発生しています。また、空爆による甚大な被害が発生している上に、国外からの支援物資もほとんど届かず深刻な事態が生じています。さらに、イスラエルは、ガザ地区への軍事進攻を明言しており、これが行われると、民間人に壊滅的な被害をもたらすことが懸念されます。

凄惨な事態を止めるためには、直ちに双方が停戦を実現することが必要です。理由の如何を問わず、これ以上の子どもをはじめとした民間人への被害を発生させないために、即時停戦が必要です。国際人道法では、人質を巻き込む無差別攻撃は禁止されており、医療・学校施設への攻撃を禁止し、人質を認めていません。このところの軍事衝突では、これらの法規が守られておらず、このような事態がまかり通っていることは許しがたい事実です。

私たちユーコープは「『人-社会-自然』の調和ある平和な社会の実現に貢献する」を基本理念にかかげて活動を進める組織として日本政府に要請します。

あらゆる外交手段を通じ、当事国、関係各国、国連等が武力行為の停止に向けた調停に乗り出すよう働きかけを強めてください。また、被災者の救援が進むように、イスラエル・パレスチナ側双方に働きかける外交努力を求めます。

現在、発生している一連の出来事に、多くの組合員がたいへん心を痛めています。日本政府に強く要望するとともに、私たちユーコープも平和の実現を求める取り組みをさらに進めてまいります。

2023年10月24日
生活協同組合ユーコープ
代表理事理事長 當具伸一