お知らせ

ユーコープでは毎年1月に「お年玉募金」として、ユニセフ募金に取り組んでいます。
お寄せいただいた募金は「暴力と虐待から子どもを守るカンボジア指定募金」として、日本ユニセフ協会を通じ、教員や保護者への「暴力を使わない指導法・子育て法」の研修費用など、子どもへの暴力の連鎖を断ち切るための支援活動に役立てられます。
２０２１年のお年玉募金額は８５４万５,８１９円でした。ご協力ありがとうございました。

ユニセフのカンボジアへの支援活動
ユニセフは（UNICEF：国連児童基金）は、世界のすべての子どもの命を守り、健やかな成長を 支え、明るい未来をつくるために、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、１９０の国と地域で活動しています。ユニセフの活動分野・子どもの保護の中で、カンボジアは特に子どもへの暴力が深刻な社会問題になっており、また日本からの支援が少ない国でもあります。支援対象は首都プノンペン、パタンバン州、シアムリップ州、プレア・シハヌーク州の小学生５万人および子ども約６,５００人です。カンボジアの世代間で引き継がれる暴力の連鎖を断ち切るために支援活動を続けています。

コロナ禍で高まる子どもへの暴力を防ぐ
休校や移動の制限、収入の減少など家庭内のストレスや不安が高まる中、以前から暴力的な扱いを受けていたり、適切な育児環境になかった子どもたちが虐待を受ける可能性がさらに高まっています。元ユニセフカンボジア事務所子どもの保護専門官は「保護者のメンタルヘルスが損なわれると、子どもへの暴力リスクは高まる可能性があり、研修の実施は非常に有意義なものであると思われます。」と話します。ユニセフは暴力や虐待など数字として“見えづらい”子どもへの危機に目を向け続ける重要性を訴え続けています。＜出典：ｕｎｉｃｅｆ かながわニュースレター６１号より＞

神奈川県ユニセフ協会 「暴力と虐待から子どもを守る」カンボジア指定募金