2021年新年のご挨拶「一人ひとりが主人公になれるユーコープを目指して進みます。」
2021年1月 1日
生活協同組合ユーコープ
代表理事理事長 當具 伸一
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、私たちの暮らしや事業も翻弄された一年でした。当初は夏前には収束するかと思われていましたが、感染拡大の勢いはとどまらず、見通しが立たない状態が続いています。組合員活動は集まる機会が制約され、Webを使った企画を模索しています。事業では、「巣ごもり需要」が定着し、おうちＣＯ-ＯＰ、店舗とも利用が大きく伸びています。このような環境のもとでも、組合員の暮らしを守るために、「欠品させないでお届けをする」「品切れをさせない」取り組みを全力で行い、ご不便もおかけしましたが、組合員の皆さんからは、多くの励ましの言葉や感謝の言葉をいただきました。本当にありがとうございます。
2020年は、おうちＣＯ-ＯＰでは、「組合員に約束通り届けきる」ことに全力を注ぐとともに、9月3週より食品分野の品目の削減とページの作り方を変更し「見やすく利用しやすい紙面改善」を行いました。また「注文カタログの選択配布」をひろげるなど、組合員の要望に応えた改善をしてきました。
店舗事業では、組合員が利用しやすいように、簡単・便利な「総菜」「冷凍食品」や、地域ならではの商品の扱いなど、品ぞろえの充実を行ってきました。また、できる店舗から順次、改装をすすめています。
社会的役割の発揮では、コロナ禍のもとでますます重要になってきているフードバンクの取り組みが大きくひろがってきました。また、ユニセフ支援の取り組みも継続しておこなっており、「ヒバクシャ国際署名」も26万筆を超える大きな数になりました。おうちＣＯ-ＯＰ・夕食宅配マイシィの「地域見守り活動」では人命救助に繋がる例もあります。
2021年は、新型コロナウイルスの感染症拡大の中で先行きは不透明ですが、「物理的に離れていても、気持ちは繋がっている」と感じていただき「一人ひとりが主人公になれるユーコープ」を組合員の皆さんと一緒に創っていけるよう、役職員一同全力で邁進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。