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アメリカ合衆国における臨界前核実験実施に強く抗議します

2018年10月18日

10月18日、アメリカ合衆国に対して今後計画されている一切の核実験を中止し、1日も早い核兵器廃絶に向けて核軍縮に真摯に取り組むことを求める抗議文を提出しました。

全文は以下の通りです。


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アメリカ合衆国大使館気付

ドナルド・トランプ大統領 閣下

アメリカ合衆国における臨界前核実験実施に強く抗議します


貴国が2017 年12 月にネバダ州で臨界前核実験を実施していたことが明らかになりました。

その行為は、核兵器廃絶を求める世界の世論に逆行し、他国に核開発推進の口実を与えるものであり、国際的に見ても許されることではありません。

2017 年には「核兵器禁止条約」が採択され、核兵器国際キャンペーン(ICAN)が   ノーベル平和賞を受賞し、市民社会において核兵器廃絶を訴える世論が広がっています。その中で貴国が北朝鮮に対して非核化を求める一方で核実験を自国で継続していることは矛盾しており、厳しく批判されるものです。

ユーコープはこれまでも、被爆国日本の国民として「核兵器の廃絶」と「被爆者援護」という共通の願いを平和活動の柱とし、
被爆者と連帯して世界の平和をめざす取り組みを進めてきました。

私たちは、貴国が今後計画されている一切の核実験を中止し、1日も早い核兵器廃絶に向けて核軍縮に真摯に取り組むこと、そして世界の国とともに「核兵器禁止条約」の批准に向けた誠実な交渉を開始することを強く求めます。

2018年10月18日        
生活協同組合ユーコープ   
代表理事理事長 當具 伸一