2014年6月 6日
6月6日(金)、「生活協同組合ユーコープ 2014年度 第2回通常総代会」を新横浜プリンスホテル(横浜市)で開催し、「2013年度の取り組みのまとめと2014年度取り組むこと」など7つの議案をすべて可決しました。
ごあいさつ ユーコープ理事長 當具 伸一
生協ユーコープが誕生して1年がたちました。私たちは2020年にありたい姿として「人と人をつなぎ、生きるを支える」というビジョンを掲げ、事業と活動を進めてまいりました。
(1) 組合員の立場で実践できる人と組織をつくります。
まだまだ不十分ではありますが、少しずつ組合員の皆さんに喜んでいただける事例も増えてきました。引き続きユーコープは変わったと実感していただけるように取り組みを進めてまいります。
(2) 組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革を進めます。
大きな経常剰余赤字から出発しましたが、組合員の皆さんのご協力と、事業所・本部の職員が一体となった努力の結果、経常剰余で6億3,000万円の黒字を実現することができました。
(3) 社会的役割を発揮します。
東日本大震災で被災された方への継続した支援をはじめ、「フェアトレードバナナ」や「みるくぼきん」、行政と一体となった地域見守りの取り組みなどを進めてまいりました。また、「TPP」「税と社会保障」「エネルギー政策」「特定機密保護法案」「集団的自衛権」などの社会的課題については、「理事長声明」として私たちの立場を社会的に表明しました。
2014年度はコープ商品を中心とした取り組みで事業を伸長させるとともに、2015年のNPT再検討会議に向けた「核兵器廃絶の取り組み」で、ユーコープの社会的役割を発揮したいと思います。
総代の会場発言より(紙面で発言をされた総代のうち、14人が会場発言しました。要旨)
お店に来たらこの商品が買えるんだ、それならコープへ行こう、と思わせてくれる魅力あるコープ商品のアピールと店舗作りをお願いしたい。
2013年度に経常剰余が黒字になったといっても、組合員に還元されるのはまだ先のことになるでしょう。理事会・職員がより一層の経営努力をされることを期待します。
核兵器廃絶の署名や募金の取り組みがうれしいです。「平和とよりよいくらし」を求めているコープです。平和に生きる権利をしっかり主張しましょう。
知り合いの老夫婦のお宅では買い物の救世主は、おうちCO-OP。高齢者にとって、やさしいしくみや情報を得られるつどいの場も実現してほしいです。
コープの店舗や組合員活動が、組合員の「くらしと心」を支える“担い手”のひとつになってほしい。
店舗の赤字は組合員のニーズにあっていないからだと思います。利用者の声を吸い上げ、宅配のようにさまざまな機能をもつ利便性を期待します。
私の配送担当者は委託会社の若者ですが謙虚で本当に頑張っています。上長は部下を見つめ、ほめてください。今後もおうちCO-OPを買い支えていきたいです。