特別栽培米「秋田大潟村あきたこまち」の親子稲刈り産地交流を実施

2025年9月26日

9月20日(土)・21日(日)に、「秋田大潟村あきたこまち」の産地、秋田県南秋田郡大潟村で組合員親子5組10名が稲刈り産地交流に参加しました。

今年は猛暑の影響で、稲刈り時期が早まっていたため、生産者の田んぼのほとんどは稲刈りが済んでいましたが今回の稲刈り体験用に一部残しておいてくださいました。

当日は、雨が降っていたので15分ほどの短時間での稲刈り体験となりましたが、みなさんえがおで体験いただくことができました。

「自分で刈った稲を持って帰ってもいいよ」と生産者から声をかけられると、子どもたちの目の色が変わり、やる気満々に。「やった~!」と喜ぶ小学3年生の男の子がとてもかわいかったです。

鎌の持ち方を教えていただき、いざ稲刈り!

刈った稲を持ちながら「聖火リレーみたい!」と楽しそうな子どもたちの姿が印象的でした。

自然と触れ合うと、大人も子どもも笑顔になる。そんな瞬間がたくさんありました。

晴れでも雨でも関係ない、ということを今年の田植え・稲刈りから学びました(田植えの時も雨だった・・・)。

5月に組合員さんと手植えした田んぼも見せていただきました。

機械植えとは違い、等間隔でない手植えの跡がすぐに分かりました!

春に組合員親子と手植えした田んぼとそこで育った稲を持つ生産者稲刈りの時期は枝梗(しこう)という茎の部分の色で判断するとのことです。

上部の5㎝くらいが緑から黄色になったら刈り取り適期とのことです。実際に見ながら教えていただきました。

生産者の方々からは、「毎年こうして交流できるのが楽しみ。作ったお米を実際に食べてくれている方々と直接話せるのはうれしい。

おいしいお米をつくります。またいつでも遊びに来てください」とうれしいお言葉をいただきました。

今回は、生産者だけでなく、お米に関わるさまざまな方のお話も聞くことができ、お米について深く考える時間にもなりました。

日本生協連の農畜産物部長からは、「今日感じたことを知り合いや友達に共有してほしい。

そして、お米を一粒も残さず食べてください」とのメッセージもいただき、参加者それぞれが何かを感じ取ったはずです。

保護者の方からは、「雨の稲刈りで忘れられない体験ができた」「とても勉強になりました」、

参加した中学3年生からは「農家になりたくなった」、小学3年生の子は「秋田県はお米が有名ということを知った」などの感想をいただきました。

今後もユーコープは、生産者と組合員がつながる交流の場を大切にし、産直交流を続けていきます。