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【しずおか東部2エリア】「災害時に活躍☆パッククッキング」を開催しました
2月6日に裾野市民文化センター、2月10日に長泉町健康公園で開催した「災害時に活躍☆パッククッキング」は、合計21名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
最初、講師の先生から防災についての話を聞きました。
災害が起こった時に何が必要なのか、自宅に何が不足しているのかを講師の先生と参加者とでコミュニケーションをとりながら考え、教えていただいた内容をメモしながら、みなさま熱心に講師の先生の話に耳を傾けていました。
また、備蓄品についてもお話があり、「ビタミンやミネラル、食物繊維などは不足しがちですが、乾物を使うと手軽に摂取できますよ。」や「子どもの好きなお菓子や自分の好きな飲み物なども忘れずに備えましょう。心の潤いになりますよ。」と講師の先生からバランスよく食料品を備蓄することの大切さも教えていただきました。

次にパッククッキングを行いました。
すべての方がポリ袋の結び方を体験できるように同じテーブルの方々で役割を分担しながら、和気あいあいとした雰囲気で調理が進みました。パッククッキングは水やボンベの節約の観点からも栄養バランスの観点からもおすすめということもあり、みなさまパッククッキングを習得しようと講師の先生やエリアコーディネーターに確認しながら積極的に調理に取り組まれていました。
ポリ袋に入った材料を鍋に入れてボイルする間、実際にお買物めもを使って備蓄に向いているコープ商品を探しました。「食べ物だけではなくて、日用品のページも見てくださいね!」と講師の先生からお声がけがあったのですが、「備蓄できそうでおいしそうな商品がたくさんあって…」と時間内に日用品までは探せなかったテーブルもいくつかありました。
しかし、時間の許す限り備蓄に向いているコープ商品を見つけ、各テーブルで見つけた商品の発表を聞きながらお買物めもに印をつけて「帰宅後に購入しよう」とおっしゃっている参加者もいらっしゃいました。

次に、お買物めもを折ってお皿を作りました。そこへ調理したご飯&さばカレー&蒸しパンをよそい、おいしそうなプレートが完成しました。お湯をかけるだけで完成の春雨スープと缶詰のみかんも添えて、試食タイムが始まりました。
「どれもおいしい」と完食されている姿が多くみられました。また、小さいお子さま連れの方も「蒸しパンやみかんは食べられそうです」と親子で分け合いながら召し上がる姿も見受けられました。

“災害にあったことがなくて深く考えないようにしていた”や“不安に思っていたけれど実践できていなかった”という方も今回の企画で調理を実際に体験し、“自信が持てたので、家でもパッククッキングをしてみます”や“日常的にポリ袋を使って調理してみようと思います”という嬉しい声を聞くことができました。また、先生から備蓄についての話も聞いて、まずはできるところから準備をはじめようという気持ちとなる良いきっかけになったと思います。
また、店舗や各センターでもパッククッキングのレシピを掲示・配布を行いました。沼津センターの職員の方々からは「子どもと一緒に調理をして防災意識を高めることができた」や「家族で楽しく防災食について学ぶ機会を作ることができた」との声をいただきました。
自分の身は自分で守れるようにという講師の先生からのお言葉通り、この企画をきっかけに、万が一の場合にも家族で栄養バランスのとれた温かいご飯を食べて災害を前向きに乗り越えられる準備が各ご家庭でできたら嬉しく思います。
参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
