【かながわ】これって薬膳?!薬膳の知恵を取り入れて夏をのりきろう!

2021年7月 2日

「これって薬膳?!薬膳の知恵を取り入れて夏をのりきろう!」の企画に

ご参加いただきありがとうございます。

おすすめの薬膳レシピと薬膳の内容をまとめました。

また、皆さまからいただいた夏バテ予防に取り組んでいる料理のこと、

生活の工夫の声の一部をご紹介します。

ご覧いただけると幸いです。

コロナ禍の中の暑い日々が続きますが、今夏を元気に過ごしましょう!

夏野菜の薬膳カレー

材料(4人分):A玉ねぎ薄切り…600g 

         クミンシード…小1/4

         オリーブ油…大4

         トマトの水煮缶…400g

         生姜みじん切…小1

       Bオリーブ油…大1

        赤唐辛子…2~4本

        ニンニクみじん切り…小1

       豚ひき肉又は合挽肉…300g

       赤ワイン…大3

       赤パプリカ…1個

       ズッキーニ…1/2本

       チキンブイヨン…1/2個 

       塩…小1/3 バター大2を柔らかくし小麦粉大1を混ぜる

       マンゴーチャツネ…大1

       ガラムマサラ…小1~2

作り方

① フライパンにAのオリーブ油半量とクミンシードを入れ中火で炒める。残りのオリーブ油と玉ねぎを加え蓋をし、しんなりするまで加熱し、時々混ぜる。玉ねぎがしんなりしたら、あめ色になるまでゆっくり炒める。

② トマトを缶汁ごと加え中火で5~6分炒める。

③ 別のフライパンにBのオリーブ油、ニンニク、赤唐辛子を加え中火にし、香りが出たら、②に加え5分炒めたら、カレーソースが完成。

④ 挽肉に赤ワインを加え練らないように混ぜ、プライパンでパラパラになるように炒める。③のカレーソースに加え良く混ぜて炒める。

⑤ ④に水3Cとブイヨンとそこに塩を加え混ぜる。煮立ったら火を弱めアクを取りチャツネを加え20分煮る。バターと小麦粉を加えとろみをつける。

⑥ フライパンでズッキーニと赤パプリカをサッと炒め⑤に加え10分煮る。

コーンと卵のジンジャースープ

材料(2人分):CO・OP北海道産スイートコーン(40g)…1袋

       溶き卵…1個分

       生姜のすりおろし…小2

        CO・OPチキンブイヨン…1個

作り方

① コーンはさっと洗う。

② 片栗粉は小2を、同量の水でとく。

③ 鍋に水2カップ、CO・OPチキンブイヨン、コーンを入れ中火にかけ、煮立ったら蓋をして7~8分煮る。水溶き片栗粉を加え、生姜、溶き卵を流し固まったら火を止める。塩、こしょうで味を整える。

五臓の役割

五味

五味とは「酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味」です。それぞれに対応する五臓があり、その臓器に吸収されやすいといわれています。

陰陽

薬膳の基本となる考え方「陰陽」

陰は暗い、冷たい、重い、湿る。陽は明るい、暖かい、軽い、乾燥です。陰に傾くと体が冷えて重くなり、節々が痛みます。陽に傾くと肌が乾燥したり、吹き出物が出たりします。

五行

五行とは、自然界を5つの「木・火・土・金・水」に分類する考え方。五行には五臓と五味、季節が連動しています。五行は互いにバランスを維持し合っています。

料理・生活の工夫など

〇 夏でも湯船につかり睡眠の質を高める。飲む点滴といわれるノンアルコールの甘酒を飲む。

〇 食欲がない時でも炭水化物とタンパク質と緑黄色野菜を欠かさないようにする。家族と一緒に食事を摂るようにすることで、よりバランスよく、より品数豊富な食事が摂れるようになります。

〇 炭水化物ばかりに頼らず、タンパク質やビタミン(鶏肉や豚肉)も取り入れる。

簡単な調理レシピ

〇 細かく刻んだネギ2本、シソ6枚、生姜1かけ、醤油大3、酢大3、ゴマ大2、ゴマ油大1、ラー油をお好みで混ぜたものをレタスの上にのせた豚肉のしゃぶしゃぶにかける。このソースを冷奴、茹でたブロッコリーに食べられ万能です。

〇 CO・OPの無調整豆乳に味噌と出汁をまぜ、冷たいまま、又はレンジで温めたりして飲む。

〇 CO・OP四季の味を薄めた中に茄子の素揚げをいれ鰹節・ネギ・桜エビをのせる。鍋に四季の味を薄めてブラウンシュガーを煮立たせ、かぼちゃ・ししとう・大豆・わかめを煮含める。