2017年11月15日
11月8日(水)~11月9日(木)に、かながわの組合員お二人と産地指定グリーン・プログラム「宮城県産活〆銀鮭」の産地である
宮城県石巻市を訪問しました。
昨年大好評だった「宮城県産活〆銀鮭大試食会」を今年は5月29日(月)~6月25日(日)に開催。
期間中、44会場で2,456人の方に試食していただきました。
その時に組合員のみなさんからいただいたメッセージや大試食会の様子を冊子にまとめ、生産者代表と加工会社の方へ、
組合員を代表してかながわのユーコープふれんず「さざん花」のメンバーお二人からお渡ししました。
●2017年度「宮城県産活〆銀鮭大試食会」開催の様子はこちらから
この時期、産地では淡水養殖場で育った稚魚を、海上の養殖場へ移す作業で大忙し。
当日は銀鮭の養殖場のほか、銀鮭を切り身などに加工する加工場を見学させてもらいました。
◎稚魚を育てる淡水養殖場を見学
海上いけすへの出荷に向けた作業は、早朝6時より始まります。
活魚トラックに積み込まれた稚魚は、石巻市雄勝(おがつ)町と女川市出島(いずしま)にある養殖場へ運ばれます。
(左)山の中にある稚魚の養殖場。 | (右)200g程度の稚魚をいけすから活魚トラックへ移動させます。 |
◎生産者・千葉千葉昭博・拓実さん親子の養殖場(石巻市雄勝町)でいけすへの海水馴致(じゅんち)を見学
※海水馴致とは、今まで淡水で育てた鮭を海水に慣れさせ、海のいけすで養殖するために必要な作業。
この日は活魚トラック3台分の稚魚(約9t)を移しました。
(左)活魚トラックから稚魚を移動用のいけすへ移します。
この後、移動用いけすを船で沖にある海上のいけすまで運びます。
(右)手前の移動用いけすから、右奥の海上いけすへ稚魚を移動させます。
海上いけすへの移動は、網と網をつなげて、稚魚が驚かないようにゆっくり追い込んでいきます。
この海上いけすの中で、稚魚は半年かけて約2kgにまで成長します。
◎㈱スイシン(銀鮭などの加工工場)を見学
銀鮭などの原料が加工場で切り身やフィーレなどに加工されます。
加工の様子や、徹底した衛生管理の状況を学ぶことができました。
女川町と石巻市雄勝町の6軒の生産者が切磋琢磨しながら養殖に取り組んでいます。
このグループで一番若いタクちゃん(本名:千葉拓実さん)のブログは<こちらから>
馴致の様子がさらに詳しくわかります!