【しずおかLPAの会】くらしの見直し講演会「どうする?要介護への備え~知っておきたい公的保障~」をZoom開催しました

2022年12月15日

こんにちは、LPAの会です!(^^)!

11月17日(木)にファイナンシャルプランナー・浅田里花氏を講師にお招きし、くらしの見直し講演会「どうする?要介護への備え~知っておきたい公的保障制度~」をZoom開催しました。

急に起こることが多い介護、そのとき慌てないためにも知っておきたいことがあります。今回の講演会では、介護保険制度などの公的保障制度や介護休業制度を正しく学びました。そして、もしものときにかかるお金の目安や相談先も知ることができました。

また、あらためて健康に留意した生活をおくることが、大切だと感じた講演会でした。



この講演会も、神奈川県や山梨県の組合員にもお知らせし、3県より34名の参加に繋がりました。



講座の中身を少しだけお伝えしますね。

☆データーから見る介護の状況

・介護が必要になった原因  第1位 認知症  第2位 脳血管疾患(脳卒中)

・老々介護、男性の介護者の増加

・要介護の期間 平均61.1か月  月々の介護費用 平均8.3万円 など

※平均の数字にとらわれてはダメだけど、裏付けのない数字に惑わされない。



☆公的保障制度を正しく知って、役立てる。

〇介護保険を知って、上手に活用する。 

介護を必要とする状態(要介護状態)、日常生活に支援が必要に状態(要支援状態)になった時、申請することで利用できるサービス。

例 訪問介護、デイサービス、短期・長期入所 など

・相談先 地域包括支援センターなど

・施設検索システム 介護事業所・生活関係情報検索(介護サービス情報公表システム)厚労省 を活用して、施設情報を得る。

※利用するサービスは、ケアマネジャー任せにしないで、自分(本人)や家族も考えることが大切です。

〇介護離職を即決しないために、介護休業制度、介護休暇制度、短時間勤務制度などを知っておきましょう。



☆民間の介護保険のチェックポイントの抜粋

・保険種類 …… 要介護状態全般、認知症に特化

 【注意点】認知症特化の場合、他の要介護状態に対応しない。

・支払い要件 …… 保険会社の独自要件があるので、しっかりチェック。



参加者の感想

・多少は知識があるつもりでしたが、介護に掛かる費用や期間、やることは、人それぞれなので、急に介護が必要になった時に慌てない様に準備が必要だと思いました。

・介護保険料は助け合い精神と言う言葉が納得できました。すっきり払って行けそうです。どのようなサービスが、どれくらい受けられるか理解できました。費用の不安も少しなくなりました。

・介護が降りかかる心配と同時に、自分が介護を受ける側にならないために、運動や食生活の習慣により気をつけていこうと思います。いま一度、家計の見直しもしておこうと思いました。




LPAとは、生協のライフプランアドバイザー。

2004年に結成された「LPAの会」は、組合員皆さんの保障をはじめ、ライフプラン作りなどくらしのお金全般にわたって、悩みごとの解決のお手伝いをしようと活動している組合員の集まりです。