大地震や豪雨など自然現象は、人間の力でくい止めることはできません。しかし、災害の特徴を知り、事前準備をすることで、災害による被害を最小限に抑えることはできます。
防災や減災のためにできることを家族で考え、いつ起こるかわからない災害に家族みんなで備えておきましょう。
講座の中身を少しだけお伝えしますね。
こんにちは、LPAの会です (^^)/
7月1日(木)NPO法人ママプラグ理事 小暮裕美子氏を講師にお招きし、「防災・減災ワークショップ 備蓄編」をZoom開催しました。
このワークショップは、「組合員のくらしを守る」ための防災・減災啓発活動を連携して展開されている「こくみん共済coop」様の全面的な協力もとで開催することができました。
LPAの会のメンバー以外にも、組合員活動に深くかかわるエリアコーディネーター、組合員理事、組合員活動委員、しずおか県本部役職員など総勢24名が参加し、「ママ目線での減災・防災」「多くの方々に伝える手法、ワークショップ」を学びました。
Zoom講座の中では、チャット機能、投票機能やブレイクアウトルームが活用され、参加者個人個人の考えも聴くことができる講座となりました。
大地震や豪雨など自然現象は、人間の力でくい止めることはできません。しかし、災害の特徴を知り、事前準備をすることで、災害による被害を最小限に抑えることはできます。
防災や減災のためにできることを家族で考え、いつ起こるかわからない災害に家族みんなで備えておきましょう。
講座の中身を少しだけお伝えしますね。
☆ ハザードマップで、想定される災害を知る。警戒レベルによる「避難情報」を見逃さない。
・ハザードマップで、自宅や学校や会社付近、その経路を調べてみる。歩いて確認してみる。
☆ 被災時だからこそ、なるべくストレスをためない、我慢しなくてもよい生活が送れるような方法を探しておきましょう。
・家族構成、生活スタイルなどにより、備蓄するものや数量は変わります。わが家に必要なものを家族でワイワイと話し合い、いざというときに備えましょう。
・使い慣れたもの、食べ慣れたものを備えましょう。ローリングストックが有効。
・家族個人個人の特徴を知って、わが家オリジナルの備えをしましょう。
・災害時に起こることをイメージする。困ること、できなくなることを考え、対策を考える。
【例】
*電気が止まる → 携帯、テレビ、冷蔵庫、ゲーム、クーラー・・・
*上下水道が止まる → 飲み水、トイレ、ふろ、歯磨き・・・
*ガスが止まる → 調理、温め・・・
☆ 家族によって備えるものは異なります。
・自分にとっては必需品を入れた「オーダーメイド防災」
☆ 備蓄は、3つに分けて考えてみる。
・防災バック(リュック) 一時避難時の持ち出し用
(例)小銭、非常食、飲料水、子どもが好きなおもちゃ、オムツ など
・家庭内備蓄(3~7日分)
(例)水、食料、カセットコンロとボンベ、ラジオ、ラップ、電池、簡易トイレ など
・普段持ち歩き用(バックの中、車内など)
(例)携帯バッテリー、常備薬、好きな菓子 など
このワークショップを受けて、地域でおこなう「エリア企画」やLPAの会が、防災・減災のための講座を企画していきます。ぷらすmioしずおか版やイベントカレンダーなどで、内容を確認のうえ、積極的にご参加ください。
あなたの一歩が、大きな歩みにつながります!!
【 参加者の感想 】
・オーダーメイドの防災や備蓄、リアルな新しい知識を得たことがよかった。進行役のスキルでは、講師と進行役の違いも明確になった。
・明るい講師の先生で、身近な例も挙げてくれて、わかりやすく共感できる講座だった。
・「何か1つでも始めてみる!」という、初歩的なステップからの話を聴くことができて、参考になりました。何が困るか、どうしておいたらよいか、いざというときでは間に合わない、に備えて、家族で話してみたいと思いました。最近は、大きな被害が出ることが増えてきました。見直すチャンスとして、よい機会をいただき、学びになりました。
・グループワークでは、年代や家族構成で必要な備えが変わってくることや子どもが大きなっても違う大変さがあることに気が付けて今後の参考になりました。内容も具体的でとてもわかりやすかったです。講座に参加できてよかったです。エリア会で共有し、今後の企画に結びつけていいけたらいいなと思います。
・日ごろから話題にしたり、身近な人にできそうなことから伝えていきたいと思います。
・子どもにも、自分に必要なものについて考えさせ、自分で準備することで、子どもの防災意識も高めたい。
LPAとは、生協のライフプランアドバイザー。
組合員の皆さんの補償をはじめ、ライフプラン作りなどくらしのお金全般にわたって、悩みごとの解決のお手伝いをしようと活動しています。