【しずおか】くらしの見直し講演会「ついつい購入、契約・・・誰もが陥る人のクセ 行動経済学を大研究」を開催しました

2019年12月 2日

こんにちは、LPAの会です (^o^)

ファイナンシャルプランナーでもあり、金融・投資 教育コンサルタントなどでも活躍されている須原光生 氏を講師にお迎えし、11月8日、ミオクチーナ小豆餅店(浜松市中区)にて、くらしの見直し講演会「ついつい購入、契約・・・誰もが陥る人のクセ、行動経済学を大研究」を開催いたしました。

自分はしっかりとしているから大丈夫と思っていたのに、あれ何で?と自分で思ってしまう行動をしたことがありませんか。そこで、今回、無意識の中で起こっている人のクセを知ることで、だまされないで済む方法などを、わかりやすくお話していただきました。

講座の内容を抜粋してお伝えしますね。

☆ 脳には、見聞きしたことが蓄積され、「ラクをしたい」「苦痛から逃れたい」という本能と結びつき、無意識の行動基準ができあがっています。この行動基準をコントロールするのは容易ではありません。
だからこそ、自己分析をしっかりとし、自分の性格を知ることが必要です。

心理テストで自分を知って若者の消費者被害を防ごう(政府広報オンライン) 」で、「ココロの弱さ」をチェックしてみましょう。


(画像:消費者庁が発行するチラシ)

◎ 購買意欲を高める商法などのアレコレ

・1万円の商品購入時に、
「1ヵ月間1杯のコーヒーを我慢すると商品が手に入る」(フレーミング効果)
支払う金額に変わりはありません。

・特別価格1万円に、印象的な情報や数値を加える
「通常価格3万円 → 特別価格1万円」(アンカリング効果)
モノの価格を事前に知っておくことが大切です。

・他人と同じものは消費したくない心理、希少価値に購買意欲が高まる。
期間限定・地域限定・数量限定・会員限定(スノップ効果)

◎ 非合理的な経済行動

・古くなった服を捨てられない
(サンクコスト効果・・・費やした費用を考えると、もったいないと思い処分できない)

・ブランド品を買いあさってしまう
(ヴェブレン効果・・・高いものを買って見せびらかしたくなる)

・体重を気にしているのに食べてしまう
(認知的不協和・・・まずいとわかっていても、やめられない)

☆ 人がほしがるものが欲しくなる、深く考えずにお金を払うなど、人は非合理な行動を、無意識にとってしまいます。だからこそ、自分の中にある「見直す必要がある不合理」を意識してみましょう。

そのためには、「モノを見る目を育てる・仲間を作る・自分の性格を知る」ことが必要です。



【参加者の感想】

・お話がおもしろくて、とても聞きやすかったです。
・自分の性格を知っておくこと、商品の価値を自分で判断できること(お金を払う価値があるかどうか)。
・お話についついうなずくことが多々あり、自分で私は大丈夫と思っていても、サギ商法に危うく乗る場合があり、気をつけようと思います。




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