【しずおか】くらしの見直し講演会「年金の知っておきたいこと♥」を開催しました

2019年10月17日

こんにちは、LPAの会です (^o^)

ファイナンシャルプランナーであり、社会保険労務士などでも活躍されている井戸美枝氏を講師にお迎えし、10月2日、ALWFロッキーセンター(静岡市)にて、くらしの見直し講演会「年金の知っておきたいこと♥」を開催しました。

「老後2,000万円問題」が大きく取り上げられたことで、不安や諦め、年金制度に怒りを覚えた方も多いと報道されました。しかしながら、よく理解しないまま不安に駆られている方々も多いのではないでしょうか。そこで、今回、2,000万円問題の解説を含めて、老後資金の土台をなす公的年金について、わかりやすくお話していただきました。

講座の内容を抜粋してお伝えしますね。

☆ 老後2,000万円問題は、統計上の数字。

入ってくるお金(年金など)、出ていくお金、貯蓄など、自分の家計を知りましょう。

☆ 公的年金のしくみ、もらえる年金額を知ることが大切です。

60歳までは、年金額を増やせるチャンスがあります。
今は専業主婦(夫)でも、厚生年金の権利はあります。

◎ 自分の年金を知る 年金額は人によって違います。

ねんきん定期便やねんきんネットをみてみよう。

・50歳未満の方の年金額は、その時点までに支払った保険料に基づいた年金額です。働き続けることで増えます。
・これまでの保険加入期間はしっかりとチェックしましょう。
・ねんきん定期便には、加給年金や厚生年金基金代行部分など、記載がされていない年金があります。

◎ 年金はいつから?収支を見積もる

年表形式に、もらえる年金(厚生・国民・企業年金など)別に、受給年齢と金額を書き出してみましょう。収支を見積もり、不足分を就労などで補うことも得策です。

◎ 年金額は自分で増やせる

・iDeCoで年金を増やす

所得税のかかる方は、iDeCoに加入する方法もあります。ただし、手数料が毎年かかるなどのデメリットもあります。きちんと確認しましょう。

・老齢年金を増やすために、年金の受け取りを遅らせる(繰下げ)

夫婦世帯の場合、平均寿命の長い妻の方の年金を繰下げる方法もあります。

・つみたてNISAは60歳以上でも始められます。

【参加者の感想】

・ねんきん定期便やねんきんネットをしっかりチェックしようと思います。
・誤解もたくさんありました。制度が変わるので、常に意識している方が、上手に活用できると思いました。これから、どのように収入を得てくのがよいのか、とても参考になりました。
・年金について具体的にお話を聞けて、今後に役立てたいと思います。
・年金のことは難しい(一人一人違うので)けど、前よりわかるようになりました。



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