参加と交流のひろば 参加と交流レポート:くらしの見直し

【かながわ】第2回くらしの見直し講演会「がんばりすぎずに しれっと認知症介護」を開催しました

2019年3月 6日

開催日:2019年2月23日(土)
会 場:横浜情報文化センター 情文ホール
参加者:48名
講 師:工藤 広伸氏 (介護作家・ブロガー)
主 催:LPAかながわ 【協力】コープ共済連
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高齢化が進む中、認知症患者・介護者の激増が予想されます。どのような心構えが必要なのか、お母様の遠距離介護をされながらブログや書籍の執筆もされている工藤広伸氏をお招きし、経験を基にお話していただきました。

【当日の目次】
1.はじめに(しれっと認知症介護)
2.写真で振り返る「工藤家の介護」
3.失敗しないための認知症介護  ・認知症 知っておきたい3つのこと(医療編) ・認知症 知っておきたい8つのこと(介護編)
4.認知症介護で大切な4つの心構え

超高齢社会の日本、しかし日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」は男性72.14歳、女性74.79歳と公表されました。平均寿命との差はそれぞれ、8.84年、12.35年と長いわけです。現在、工藤氏は岩手に遠距離介護されています。「介護は苦労するもの?」と暗いイメージがつきまといますが、そこを「しれっと」何事もなかったかのように、受け止めて行っているそうです。工藤氏は「介護は自分が後悔しないために行うのです」とお話されていました。認知症になると何もできなくなると思いがちですが、認知症になっても日常的な能力はあり、笑顔は常に忘れないそうです。介護に対して一人で抱え込まず、依存先を増やし、できる限り笑顔で向き合うことの大切さを楽しく学べる講演でした。(LPAかながわ)

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【参加者の声】

☆これからの生活にとても役に立つお話でした。
☆介護家族の目線で大変分かりやすく充実した内容でした。
☆ユーモアがあって、重くなりがちな介護を楽しくお話していただき、満足です。ツイッターにあげます。
☆共感と学びが両方あった。
☆プライベートも隠すことなくお話しされて、講師の方の世界がとても身近に感じられました。テンポ感があり、はっきりと分かりやすいお話にはとても引き込まれました。
☆介護に限らず、接し方次第ということが分かりました。
☆共感できることが多かった。今後取り入れたいことも教えて頂けた。(現在介護中の身です)
☆実体験にもとづいたお話は、とても説得力があり、面白かった。本やブログ参考にしています。
☆今後の介護に役立つ情報がたくさんありました。介護をしている友人にもすすめたいと思います。

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ユーコープ かながわ県本部

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