参加と交流のひろば 参加と交流レポート:くらしの見直し

【しずおか】くらしの見直し講演会「年1回♥かんたん家計チェック」を開催しました

2018年11月 2日

こんにちは、LPAの会です (^o^)
20181019_shizuoka_lpa-minaoshi.jpgファイナンシャルプランナーであり、社会福祉士、そして、(株)生活設計塾クルー取締役でも活躍されている清水香氏を講師にお迎えし、10月19日(金)ミオクチーナ小豆餅店にて、くらしの見直し講演会「年1回!かんたん家計チェック」を開催しました。


マネー管理が上手になると「望むくらし」の実現が近づきます。
そこで、今回、ずっと続けていける簡単な家計管理の方法、家計の問題点の改善ポイントなど、今からすぐにできることをお話ししていただきました。

講座の内容を抜粋してお伝えしますね。

カンタンにできる昨年1年間の収支決算

(1) 源泉徴収票で手取り額を把握する。

手取り額 = 年収 - ( 社会保険料 + 所得税 + 住民税 )
注:住民税は、住民税通知書や給与明細書の額×12回で計算

(2) 年間支出総額を把握する。家計簿をつけていない場合は、「 手取り収入 - 1年間で貯まった額 」が1年間で使ったお金となります。

1年間の支出総額 = 手取り収入 - 昨年1年間の貯蓄額

(3) 1年間の支出を整理する。請求書や通帳などを参考にして、支出を目的別(基本生活費・住宅・子ども・自動車・保険・一時的支出など)に計算する。

(4) 決算で家計全体を見回してみる。使途不明金は、来年のあらたな「貯蓄」になるかも。

(5) 5年後を予測し、問題点を見つける。そして来年の予算づくりをする。

将来の予定(ライフイベント)の準備が順調にすすむのか考えてみましょう。

☆ キャッシュフロー表(長期年間収支一覧表)を作ってみることをおすすめします。

すぐできる見直しのポイント

  • 貯まるしくみづくり
    家計管理は意志ではなく、上手な「しくみづくり」。無理なく続けられる「しくみ」にする。
  • 長期で見ると家計に及ぼす影響が大きい「保険料」
    保険は、「必要かどうか」「経済的責任を負っているかどうか」で判断する。
    家族みんなで払っている保険料1年間分を合計してみると、結構な金額になることも。
    その金額を支払う年数分で計算してみると、さらに大きな額に。
  • 高額療養費制度、限度額適用認定証を知る。
    入院で医療費が高額になったとしても、制度を使うことで、実際の医療費負担は小さくなる。





参加者の感想

  • すごくわかりやすく、大変勉強になりました。家計簿はつけているだけで終わっていました。「かんたん家計チェック」の名前のとおり、かんたんにできそうです。
  • 家計の見直しのしかたがよくわかりました。子どもに関わる支出が多く不安がありましたが、見直しポイントを参考に見直しをしてみたいと思います。
  • 新生活がはじまり、家計をどのようにしたらよいのかわからず参加させていただきました。まずは現状のことを確認しつつ、年に1日の見直し、予算計画をたてたいと思います。
  • 自分が漠然と不安に思っていることを形にして安心できることを知りました。さっそくやってみたいと思います。

LPAとは、生協のライフプランアドバイザー。
組合員みなさんの保障をはじめ、ライフプラン作りなどくらしのお金全般にわたって、悩みごとの解決のお手伝いをしようと活動しています。

この件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

生活協同組合ユーコープ しずおか県本部
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