参加と交流のひろば 参加と交流レポート:くらしの見直し

【しずおか】FP入門講座「生命保険のキホン」を開催しました

2017年6月30日

こんにちは、LPAの会です (^o^)
6月、FP入門講座3回目「生命保険のキホン」を県下3会場で開催しました。


「生命保険」「保険証券」というと、「分からない!」「難しい!」との返事が返ってきそうですが・・・。
ちょっと待ってくださいね。生命保険を考えるとき最初にすることは、自分の家の不安を考えることです。その中で何を保障として備えておくべきか整理すると、自分の家に必要な保険が見えてきます。

自分の家に合った保険に加入することで、余分な保険料を払うこともなくなり、結果、あなたの家のキャッシュフロー表が黒字になる可能性も高くなりますよ。

※「キャッシュフロー表」とは、未来のお金の出入りを数字で示した「長期の家計収支予算表」です。

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保障のベースは社会保険、そして、会社の福利厚生など、それでも足りない分を「私的保障」で

たくさんの保険に入っていると安心感は増しますが、同時に保険料も増します。あなたの心配が医療であれば、高額療養費制度も使えませんか?遺族になったときであれば、遺族年金など。会社によってはさらに上乗せされる制度もあります。
使える制度を知ることで、保険料が節約できるかもしれません。

※「社会保険」には、公的健康保険、年金制度などがあります。詳しくはこちら



生命保険のしくみを知る

  • 生命保険 = 主契約 + 特約 」です。主契約に上乗せされるのが特約です。主契約で必要な保障が確保できれば、特約を付けなくてもよいでしょう。逆に、特約のみの契約はできません。
  • 保険料は年齢等によって決まります。そして、年齢が上がると保険料も上がります。更新型だと、更新時の年齢で再計算されるので、支払う保険料は更新前より高くなります。
  • 保険料の構成の中の予定利率は、保険料の値引き率であり、高い方がお得となります。予定利率が6%の時代もありましたが、今は1%を切っており、その分支払う保険料も高くなっています。
  • 支払った保険料全てが、もらえる保険金とはなりません。保険会社の諸経費になるお金(付加保険料)も含まれています。同じような保障でも付加保険料の違いによって、支払う保険料も変わります。



ライフプランによって、必要な保険や保障額は違います!!自分の場合はどうかを考えてみる

  • 働き方、子どもの年齢、貯蓄額など様々な要因で必要な保険、保障額、期間が違います。まずは自分の家のライフプランをみましょう。例えば、10年後。子どもは何歳ですか?両親の働き方はどうでしょう?そのときに考えられる心配ごとは何でしょう?更新型の保険に入っている方は、更新時の年齢で考えてみるのもよいでしょう。
  • 自分が入っている保険の内容を「保険証券」から読み取るのは、なかなか大変です。お手元の契約内容確認書や保険証券をみても、わからないことがあれば、契約している保険会社に問い合わせてみましょう。問い合わせをしたことで「過去に起きたことが、実は保障の対象だった」という事例もあるそうです。



参加者の感想

  • 保険料支払い方法が前納払いが一時払いかによって、保険料控除ができるかどうかという点で違いがあるということ、勉強になりました。
  • 保険の勉強をもっと若いときにしておけばよかった。勧められるがままに更新してきたが、きっと損してきたと思う。
  • 家に帰ったら生命保険を見直してみようと思いました。見直し方がわかってよかった。
  • 具体的な例を使って、ふせんで意見や質問を集約する方法で双方向型の講義となり、集中することができました。
  • 保険は確かに難しいですね・・・。
  • 自分の家族のライフプランに合わせた保険の選び方が大切だということがわかってよかったです。
  • 自分の欲しい金額をしっかり考えて、ライフプランを考えていきたいと思いました。計算がしっかりできるか不安ですが。



LPAとは、生協のライフプランアドバイザー。
組合員皆さんの保障をはじめ、ライフプラン作りなど、くらしのお金全般にわたって、悩みごとの解決のお手伝いをしようと活動しています。




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ユーコープ しずおか県本部

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