「うなぎぼきん」ご協力ありがとうございました

2019年11月 1日

2015年から始めた「うなぎぼきん」は今年で5年目を迎え今年は7月3日から8月6日まで取り組み、ニホンウナギの稚魚を養殖する研究へ組合員の皆さまからたくさんの募金が寄せられました。ご協力ありがとうございました。皆さまから寄せられた募金は、ニホンウナギの研究をすすめる国立研究開発法人「水産研究・教育機構」へ寄付します。

■どんどん減っているシラスウナギ
シラスウナギ(ニホンウナギの稚魚)は、卵から育てる技術が実用化されていないため、天然のシラスウナギを捕獲し、育てて出荷しています。
そのシラスウナギが乱獲や川・海の環境変化などにより減少しています。

■シラスウナギの量産化に向けて
水産研究・教育機構は、世界で初めてニホンウナギの完全養殖に成功しました。
次の段階としてシラスウナギの量産化のための研究をすすめています。

【写真提供:水産研究・教育機構】
国立研究開発法人 水産研究・教育機構は、水産資源の持続的利用のための研究開発、水産業の健全な発展と安全な水産物の安定供給のための研究開発、水産業界を担う人材育成などの業務を行っています。


お寄せいただいた募金は、ウナギ仔魚用の新しい餌を開発するため、生きたままの小さな仔魚が、与えた餌を食べたのか、食べた量はどうだったのかなど観察、写真撮影できる機器の費用に充てさせていただきます。ご協力ありがとうございました。