【かながわ西湘2エリア】戦争の足跡 in ODAWARAを開催しました

2025年10月31日

【当日の様子】

 2025年10月12日(日)「戦争の足跡in ODAWARA」を開催しました。

「戦時下の小田原地方を記録する会」に所属する井上弘さんに案内いただき、“小田原市内に残る戦争を伝えるもの”

その歴史的な足跡を歩いてたどりました。

当日はお天気に恵まれ、たくさん方が訪れている小田原城を通り、戦争の足跡巡り開始です。

12名の方にご参加いただけました。

小田原市郷土文化会館では、井上講師により、珍しい木製の写景図(実際の景色や風景を描いた図)や竹でできた 

兜などの説明を受けました。

次に1945(昭和20)年8月15日に小田原空襲を受けた古清水旅館を訪れました。

当時の館主が写真屋を呼んで撮影した写真には焼き尽くされた小田原の町並みが写っています。

建物屋上から小田原市内を一望し、戦火にあった場所を教えてもらいました。

その後、焼け残った建物を通って講習会会場UMECOまで歩きました。

【戦争の足跡 講演】

 平和活動を行っている組合員による「三月十日のやくそく」の紙芝居の様子

当時の地図を使いながら、被害の範囲をわかりやすくお話しいただけました。

参加者全員が真剣に聞いている姿が印象的でした。

会場入り口の案内板

ユーコープの平和の取り組みのパネル展示も行いました。

とても熱心な参加者が多く、友人の分も資料を持ち帰る方もいました。

戦争の記憶を語り継ぐ人が少なくなる中、講師の井上さんのように後世へ伝える活動を

続けられている方はとても貴重だと思いました。

【参加者の声】

・初めて小田原の町を歩きました。戦争の跡がこんなにもあることも初めて知りました。

 頂いた資料で自分なりに調べてみたいと思いました。(のどあめさん)

・知らないことばかりで、今度自分の生まれた土地のことも知りたくなりました。(のびたのママさん)

・戦争のこと自分なりに本を読んだりして知ったつもりになっていましたが、講師の方が語ってくださり、     

 多くの事を学べました。歩いて様々な場所へ回ることができ、良い企画だと感じました。(リタママさん)

 

  ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

    ~西湘2エリア会~