【しずおか】平和の大切さをつたえる会「紙芝居で知る~静岡空襲~」児童クラブ大募集!を開催しました

2022年10月 6日

3月に好評いただいた「静岡県の本当にあったお話 平和の大切さを感じて~静岡空襲編~」の動画の内容を紙芝居に仕立て、おうちCO-OPを利用している県内68の児童クラブへプレゼントしました。

紙芝居は「平和の大切さ」を考えるきっかけ作りとなるように、夏休み中のイベントや読み聞かせの時間に活用していただきました。静岡市の長田北児童クラブでは、3名の5年生による先生顔負けの上手な読み聞かせに、一年生も集中が途切れることなく真剣に聞き入る様子がみられました。読み聞かせ後3人は「低学年には少し難しいかもしれませんが、戦争が辛いことだということはわかったと思います」と話してくれました。

5年生による読み聞かせに、子どもたちも真剣なまなざしでした。(長田北児童クラブ)

読み聞かせ後、紙芝居を並べ自由に閲覧できるようにしたところ、体験画をじっと見つめる子どもたち。(羽鳥的場児童クラブ)

紙芝居の後、各ページの絵を見ながら感想を話し合いました。(美和児童クラブ)

【感想】

・この話を読んでまたせんそうがおきたらみんなすごくかなしい気もちになるからもう日本にせんそうがおきないでほしいな。(2年生)

・「へいわ」は、ばくだんがおちてこないこと。(3年生女子)

・かみしばいを見て、せんそうはぜったいにしてはいけないと考えられるし、せんそうはしたくないと思った。(3年生男子)

・戦争とはぜったいにやってはいけないと思う。戦争を始めた人にはやさしさがない。あったとしてもりょうちをふやそうという気持ちにまけてしまう。そういう人はおろかだと思う。そもそも土地をうばい強さをしゅちょうするためだけに戦争をし命をうばうなんて!しかもつみなき子どもの命までうばう戦争は世界一こわいと思う。(4年生女子)

・80年前のことで、ずっと静岡に住んでいるけど戦争の時の苦しさやこうけいはわからないけど戦争を経験した人の絵をみてどんなにつらかったのかよくわかりました。ご飯もないし空しゅうも続き、若いうちに命をなくす人がたくさんいたというのは、今では全然想像もつきませんでした。自分でも戦争を経験していないから人ごとにするのではなく、安倍川などでやっている花火大会、もくとうなど少しでも戦争で苦しい思いをした人たちの気持ちを考えようと思いました。そしてこの戦争の話はとても大切なことなのでおぼえておきたいです。(6年生女子)

・平和とはみんながだれしもしあわせに暮らして、世界の人々と仲良くしあうことである。日本でも平和主義ということがある。これはつまり、日本は平和に暮らす、戦争などをしないということ。つまりぼくたちは、そういうかんきょうを作らないことが大切である。互いの意見をしっかり聞くなどそうすれば、あらそいはなくなる。(6年生男子)

・終戦記念日が近いこの時期、このテーマはこれからも子どもたちに伝えていくことは、大切な大人の役割だと思う。(支援員)