【かながわ】「ハンドセラピーとアロマDE認知症対策」を開催しました 開催日 2/26

2024年3月 4日

2月26日(月)保土ヶ谷公会堂において「ハンドセラピーとアロマDE認知症対策」の講座を開催しました。抽選で選ばれた11名にご参加いただきました。

まず、日本介護美容セラピスト協会認定の講師の方から「アロマの香りやハンドタッチがなぜ認知症予防に効果があるのか」をうかがいました。
認知症の初期には「匂い」に気づきにくくなるということは、参加者全員が初めて知る内容で皆さんから思わず声があがっていました。
人間の五感の「かぐ」「触れる」というところにアプローチすることで効果があるそうです。

お話のあと「アロマポット」作りからスタート。
持ち寄ったビンに保冷剤、吸水ビーズを入れて、そこにエッセンシャルオイルを5滴。
教室がほのかにいい香りに満たされました。
最後は思い思いに花をのせて出来上がりです。皆さん出来栄えに満足されたようです。

次は、ハンドタッチを行いました。2人組になり乳液などをぬってお互いの腕をやさしくなでます。
なぜか、する方もされる方も手がぽかぽかしてくる相乗効果。
施術した腕はあきらかに血行が良くなっているのがわかりました。
「腕が軽くなった」とお話しされる参加者もいました。
セルフマッサージのやり方も教えていただきました。

後半はグループにわかれて交流会をしました。
「家族にやってあげたい」「高齢の父の手にふれたのはいつだったのか覚えてない位ですが、習ってきたのよと良いきっかけになりそう」「中学生の子どもはやらせてくれないかなあ」などそれぞれのご家庭に思いをはせていらっしゃいました。
講師と腕以外のマッサージのお話をするグループや家庭などでのアロマの使い方を教えてもらうグループもありました。
ベビーオイルにエッセンシャルオイルを少したらして、マッサージをする方法もうかがいました。

試食品はローリングストックにお勧めしたい「完熟バナナのたまごパン」「国産小麦とおからのドーナツ」「グリーンスムージー」を用意しました。被災した時に不足しがちになる食物繊維の補給になることなど説明。気に入ってくださり「今度買います」のお声もきけました。

認知症は、高齢化社会の今避けては通れない問題です。普段の生活で少し工夫する、少しの知識を得ることで、本人も周りも気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。今回の講座が、皆さんのこれからの生活にお役に立てることを願うばかりです。

【参加者の声】
・ハンドセラピーに興味があったので、教えていただけてよかったです。
・肌をふれあって、手も心もあたたかくなり良かったです。
・とても楽しかったです。ハンドセラピーはぜひ母、義母に行いたいと思っています。(しょこらさん)
・久しぶり対面で参加し、とても楽しい時間でした。(りんさん)
・良い香りの中で楽しめました。家でやってみたいと思います。(ゆずママさん)


横浜中1エリア会