【しずおか中部1エリア】「今こそ災害に備えよう!子育て世帯の防災おしゃべり会」を開催しました!

2024年1月 8日

9月は防災月間です。

静岡市葵区・駿河区での大規模な停電や、清水区での浸水・断水被害などをはじめ、静岡県内で、台風15号による大規模な災害が発生してから、ちょうど1年となる時期でもある2023年9月27日(水)、ユーコープ城北店で、防災士の知久 久美子さんを講師にお迎えし、防災おしゃべり会を開催しました。

前半は、自身も3人のママである講師の知久さんが、忙しい子育て世帯にも、

すぐに取り入れやすい備えのコツやアイディアをご紹介くださいました。

防災と聞くと、まず思い浮かべるのは、防災リュックをはじめとする備蓄かと思います。

参加者の皆さんも、全員ご家庭で備えはされているとのことで、「水」や「食料」、中には「トイレ」や「スニーカー」「発電機」を備えているという方も!

でも、実際に食べたことや使ったことがあるかというと…やはり、皆さん試したことまでは…という方がほとんどでした。

知久さんによると、小さなお子さんがいる場合は、特に、普段から食べたり、使ったりしてみることで、いざという時にも、いつもの味!という安心感を与えてくれて、期限が切れている…とか使い方がわからない…といったことも防げるそうです。

また、トイレについては、災害時、配管のずれや重力の関係で、1階に汚水があふれてしまうこともあるなど、衝撃的なお話も…!

そのため、断水していなくても、水は流さないこと、そして、トイレに関する備えも大切、とのこと。

実際に凝固剤に水を入れる実験は、皆さん興味津々。

凝固剤は可燃ごみとして捨てられるそうですが、回収までの間のにおい対策には、子育て世帯には馴染み深い、おむつがにおわないゴミ袋が役に立つそうです。

紙おむつは少し余分に買っておくといいことや、お出かけバッグの中にちょっとつまめるものを持ち歩くという子育て世帯あるあるなことも、いざという時に役に立つなど、普段のちょっとした習慣が、防災にもつながるというお話を色々としてくださいました。

後半は、エリアコーディネーターが、普段使いはもちろん、災害時にも利用できて、子育て世帯のローリングストックとして、特におすすめのコープ商品をご紹介。

災害時に火が使えないことを想定して、フリーズドライのたまごスープを白がゆに混ぜて、火も水も使わずにおじやを作ったり、レトルトカレーを温めずに、そのまま試食したりしてみました。

【当日ご試食いただいたコープ商品】

・白がゆ ・たまごスープ

・ビーフカレー 甘口

・モーニングクロワッサン・ヨーグルトレーズン ・みっくすきゃろっと

「常温でもおいしく食べられるのね」「甘いものも備蓄になるんだ」など、ご試食いただきながら、感想や質問など、自由におしゃべり。

これからも皆さんに楽しんでいただき、暮らしのお役に立てるような企画を開催していきます。

どうぞお楽しみに~♪

【参加者の声】

・乳児のための備蓄、食べ物以外の備えがあまりできていなかったので、参考になった。

・避難所での165cm四方のスペースを実際に見れたり、トイレの固める薬の効果・使い方を知れて良かった。母視点での防災が学べて、キッチン庫をチェックしてみようと思いました。

・子どもの食べが良かったので、今度購入してみようと思います。

・おうちCO-OPでしか買えないものを試食できて良かった。



この企画の様子が機関誌mio2024年1月号に掲載されました。
こちらからご覧ください♪