【3県合同】「福島訪問」と報告会を開催しました

2022年10月24日

「被災地の現状を見て、被災地の方々を忘れない」の思いを込め、3県合同(かながわ・しずおか・やまなし)で3年ぶりに「福島訪問」を企画しました。

東日本大震災から11年目を迎え、福島第一原発事故による避難者の帰還状況や生活インフラの復興状況や整備など、福島に住む方からの話を聴き、実際に現地を見ることで福島の今を知り、見たことや感じたことを多くの人に伝え、東日本大震災を風化させない、忘れないことを目的に開催しました。
当日は、新型コロナウイルス感染症対策のため、JRいわき駅(福島県いわき市)に集合し現地を見学しました。(現地集合現地解散)

【福島訪問】

福島訪問日:9月24日(土)
参加人数:21名(かながわ15名、しずおか0名、やまなし6名)

※しずおかの組合員の皆さんは、大雨による新幹線の運休により、当日参加ができませんでした。

<大震災・原子力災害伝承館見学の様子>

震災遺構・請戸小学校見学の様子

【参加者の声(保護者)】

・テレビや本で見るだけで学びとることのできないものを、自身の目で見て感じることができました。

・請戸小学校の周りに何もなく、津波の威力を肌で感じた。

・全てが印象深かったのですが、請戸小学校の内側を見学した際、校舎内の黒板にメッセージがあり、その内容が心に残りました。

・伝承館の見学、当時の出来事を思い出し、TVでは知ることが出来ないたくさんの事を知ることができました。

・やはり現地で見聞きする印象は生々しいです。



【参加者の声(子ども)】

・震災伝承館の写真やバスの窓から見た震災の実態や、バスの中で線量計を使い実際に計測をしたことなど、震災当時、幼かった僕(2歳)にとって"3.11“を改めて実感することができました。

・今の僕よりも小さかった小学生たちが、車いすの子どももいる中で、大平山まで全員で避難したこと、その間の学校や浪江町の状態がとても印象に残っています。

・請戸小学校の津波で、物や1階の部分がとても印象に残りました。テレビで少し(当時)見たけど実際に見た方がすごい迫力だなと感じた。


福島訪問帰着後、報告会を開催しました。

開催日:10月22日(土)11:00~12:30
参加者:参加組合員(10組)
当日はご自宅からのZoom参加と実会場を結んで開催しました。

※「福島訪問」の視察の様子と報告会での様子は、来年3月の被災地支援企画で広くお知らせいたします。